- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784879543899
感想・レビュー・書評
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最近、イライラが続いていたところ図書館で目が合ったので借りてみた。親は子供の性格を決められない、変えるのではなく、性格のいい面をうまく生かす生き方をすることが重要、絶対に"私はダメなお母さん"と思い詰めないで、肩の力を抜いてもっと気楽に子育てをすることが大切…産後うつや公園にはこびるうつ、月経前に訪れるうつなど興味深い内容ばかりの1冊。
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とても分かりやすい大野先生の本。
基本的には主婦の人がうつにかかる7つのパターンが章ごとに説明されていました。
産後うつ、子供の親同士の付き合いで生まれるうつ、夫との関係で生まれるうつなどの他、PMS(月経前症候群)なども分かりやすく解説されていました。
私は斎藤茂太先生よりも、大野先生の方が断然好きです。
認知療法を専門にされていらっしゃるからなのか、「認知のゆがみ」に主に焦点をあてて書かれていて、コラム法なども説明されているので、辛い時に読むとふっと力が抜けるような気がします。
私も若干PMSの気があるのだと思うのですが、後になって思い返すと「あの時の否定的な感じは異常だったな」と思えるのですが、実際につらい時はとてもそんなこと考えてる余裕はありません。
色んな本を読んでいても、自分の脳というフィルターが1つある限り、完全に客観的に見ることはできないし、何よりも辛い気持ちが毎月めぐってくるというのはけっこうしんどいです。
でもそういう時にこういう本が身近にあると、うまうやりすごす1つの手段になるのではないかと思います。
本当に患者さんに寄り添おうとしているようで、大野先生の文章は好きです。 -
女性は、男性よりも、環境の変化が大きいと思う。
でも、意外と自由だと思う。
なんか、大丈夫な気がしてきた。 -
なんかさいきんバランスがとりにくくなってきたからこういうのも読んでみたり。結局私は更年期にはまだちょっと重ならない部分が多いんでPMSに近いのかな。ホルモンバランスが原因なのは確実かな。投薬を必要とするほどの鬱にはなってない(と思う)けどのち自己診断の材料としてこういう知識だけは入れておきたいと思って、さまざまな症例が載っていたのでためになりました。発散方法、受け止めてもらえる関係、そういうのはやっぱ自分でみつけてほぐしていかないと。むずかしいね。