- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784879600387
感想・レビュー・書評
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初心者にとっては、少し浮世離れした話で、悪い意味で宗教臭い話になっていた。ところどころ納得できる話もあったので参考にはなった。
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玉光神社での著者の教話をまとめたもの。平易だが、瞑想やカルマについて深い体験にもつづい講話は、瞑想や行の大切なこころがまえを示してくれて有益だ。
「集中するのは自分を無にするためなのだから、集中する自分を持っていたは駄目なんだよ、集中することにガチガチになっていてはね。 やはり、健康になりたい、きれいな心になりたいとか、何かを期待して座る気持ちがどこかに有るから、集中する自分がどうしても残ってしまう。…… そういうものを、一切なくすことがどうしても駄目なら、いっそ、何も集中しないで、禅のように全てを任せて、ただ、座れば良いのだ。そういう事が、自分で自然にわかるようでなければ、まあ、あまり大したものにはなれないね。」
ある人が癌にかかり、けいれんが激しいので止めてもらえないかと依頼があった。それで祈りによって力をおくって、つながったなと思ったころからけいれんがとまって楽になったという。
「それなら力を送って、癌も溶かしてしまえはいいじゃないかと思う人もいるでしょうが、病気というのはやはりそうなるカルマがあってなるのだから、信仰によってお祈りをして、神のお力をいただき、カルマがきれいにならなければ、本当には治らないのです。」
病気は、やはり生き方とかカルマが根にあって起こるものだのだろうか。それらへ根っこの問題が解決しない限り、また何度でも繰り返すものなのだろうか。