羊の物語: 眠くならないヒツジのアンソロジ-

著者 :
  • 新宿書房
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784880081441

感想・レビュー・書評

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  • 最近、図書館で借りた本。
    読み始めて「あれ??これ読んだかも」って気付いた。
    よくよく思い出すと、中学の時に途中放棄した本だったよー。
    ……ってか自分、中学から本の趣味変わってねぇ!!
    どんだけやねん自分。ショックだ…。

    で、こっから内容について↓

    本の表紙が載ってなくて残念です。
    なんか悪魔的です。黒地に金の羊の絵です。
    中身は…「羊に関する文のごった煮」みたいな。
    以下に著者達を紹介↓

    工藤直子 『ねむり羊への伝言』
    アルフォンス・ドーデー 『星』
    北村太郎 『暑い午後の寒いイメージ』
    澁澤龍彦 『スキタイの羊』
    藤原新也 『羊の腸のスープ』
    夏目漱石 『三四郎』
    山下正男 『羊イメージ群とキリスト教』
    檀一雄 『ジンギスカンの末裔になってみよう』
    みやこうせい 『牧羊祭』
    ジュール・ヴェルヌ 『カルパチアの城』
    アントン・チェーホフ『 幸福』
    マーク・トウェイン 『頭突き羊の物語』
    阿部公房 『羊腸人類』
    幸田露伴 『羊のはなし』

    小説、エッセイ、童話、羊図鑑などバラエティーに富んでいます。
    しかもこの人選、なかなかマニアックですね。
    1作品20ページぐらい。興味が湧かない作品もあっさり読めます。
    作品ごとにフォントが変わります。凝っていて作品愛を感じました。
    でも残念ながら最高に読みにくかったです。

    春樹さん好きな人はこれ読んでみるのも悪くないよ。ホント。
    でも星2つ。

著者プロフィール

台湾生まれ。お茶の水女子大学中国文学科卒業。女性初のコピーライターとして活躍した後、詩人・童話作家に。『てつがくのライオン』(絵・佐野洋子)で日本児童文学者協会新人賞、『ともだちは海のにおい』でサンケイ児童出版文化賞受賞。野原の生き物や自然が躍動する詩集『のはらうた』は、子どもたちに愛され、ロングセラーとなっている。『ねこはしる』『まるごと好きです』など、多くの詩集・絵本・エッセイがある。

「2020年 『女声(同声)合唱とピアノのための いのちへのオマージュ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

工藤直子の作品

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