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- Amazon.co.jp ・本 (114ページ)
- / ISBN・EAN: 9784880096131
作品紹介・あらすじ
『小鳩』は、少女同士のこころの交流とやがて大人になっていく感傷的な思いを描いた少女小説である。また、幼い男女の恋心の記憶は、『林檎』で、明日嫁ぐみちよと、幼なじみの御幸との会話に組み込まれている。それらは、ハワイの現実や中国大陸やヨーロッパでの記憶が重ねられて、エキゾチックな物語となっている。そのほか、薄幸の少女おさわの日常と夢を描いた『燕来る日』、陥れられた若妻に手を差し伸べる尼僧の義憤と活躍を描いた時代小説『尼僧物語』を所収。
感想・レビュー・書評
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ひっそり刊行が再開されていたパール文庫の新刊。相変わらずマニアックなラインナップで、果たして本当に高校生が読んでいるのか、要らぬ心配までしてしまうw
これまでのパール文庫はある程度の長さのあるものが主だったが、本作は短編集。リリカルな『小鳩』から、人情ものの時代小説『尼僧物語』まで、多彩な内容となっている。
取り敢えず、この先も新刊が出るのかハッキリして欲しいのと、挿絵がどうにかならんかなぁ……というのが目下の要望。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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