福島原発災害10年を経て 生活・生業の再建、地域社会・地域経済の再生に向けて

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  • 自治体研究社
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784880377346

作品紹介・あらすじ

東日本大震災・福島第一原子力発電所事故による原発災害から10年が経った。被災者の生活再建と、被災地の地域社会の再生はどこまで進んだのか。災害発生直後から福島県と浪江町、双葉町の復興ビジョンや復興計画の策定、そして仮設住宅の供給についての計画づくりに関わり、「ふくしま復興支援フォーラム」を立ち上げた著者が、被災者、被災地そして自治体のいままでの取組みとこれからの方策を語る。
福島原発災害には、原子力発電所の事故と放射能汚染によって安全や安心を奪われたという客観的事実と、災害の原因者や国などによる災害への対応によってもたらされた人為的な背景があり、「ALPS処理途上水の海洋放出」や高濃度放射性物質の付着事実の遅れての発表など、被災地、被災者への軽い対応がある。災害のたびに指摘されてきた「人間の復興」は相変わらず脇に置かれ、巨大な復興プロジェクトが“振舞われて”いる“惨事便乗型復興”の姿は異常である。これらの指摘は10年を経て、改めて声高に主張されなければならない。

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

1945年、岐阜市に生まれる。1969年〜1970年、児童画を集めて自転車で日本全国の小学校を訪問し、「足で集めた児童画展」を開催する。1971年~1984年、映画製作会社に勤務し、企業PR映画や記録映画、教育映画を演出する。1984年、独立し「暮らしの映像社」を始め、現在にいたる。

主な作品
『わが心の里子たち』(基督教児童福祉会 国際精神里親運動部)
『るっちゃんの旅立ち』(日本基督教団 日立教会)
『なにか私にできること―シスター海野の第二の人生―』(健全映画鑑賞会)
『笑顔をつないで―東日本大震災 復興支援活動の記録』(ChildFundJapan)
『平和への決意フィリピン篇・韓国篇』(さいたま教区)
『カリタスジャパンとわたしたち』(カリタスジャパン)
『後藤栄子先生の在宅介護教室』(自主製作)
『サツマイモ再発見!』(自主製作)
『わたしはメッセンジャーナース』(在宅看護研究センター)
テレビ番組『心のともしび』2000年~2006年(YBU心のともしび運動本部)

共著に『ありがとう!フィリピン』(女子パウロ会)

「2022年 『小学生が描いた昭和の日本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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