- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784880653013
作品紹介・あらすじ
大学教授になりたい人、大学院に進む人、現職教授らも絶賛。
・ありそうでなかった、知られにくい“大学教授”の仕事全般についてやさしく明解に書かれている。
・淡々と書かれた本でありながら研究への熱意や学生指導面の誠実さや温かみが感じられる本。
・大学教授がなすべき普遍的な責務( 論文作成、課程博士の輩出、外部資金の調達等) を明らかにし、大学の教授および大学教授をめざす人々、大学教授の資質を評価する側に立つ、すべての人に推薦できる良書。
入試問題作成、学生指導、学会活動、著作活動、マスコミ出演など多岐に渡る仕事をつぶさに紹介し、知られにくい大学教授の仕事全般についてやさしく明解に書かれた1冊。多くの感想が寄せられたベストセラーの増補新版です。
最高学府……国公立私立大学の正規教員数は約18万人、そのうちの40%以上が「大学教授」である。驚くべきことに、教授には教員資格がいらない。では彼等はどのようにキャリアを形成したのか?
学務をどのようにこなしているのか? 研究時間をどう割り振っているのか? 私生活は?語られることの少ない、一般にはなじみの薄い大学教授という職業を、『理系のための論文作法』、『へんな立体 脳が鍛えられる「立体だまし絵づくり」』などのベストセラーを持つ名物教授が、軽快な筆致で独白する。
感想・レビュー・書評
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淡々と描く大学教授の日常。
予算を獲得することが第一、という印象。
そして、それに集中できる恵まれた環境の大学かどうかは重要である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本を読む2週間ほど前に
『大学教員 採用・人事のカラクリ』を読んで
特に文系で大学教員になるのは大変なことなのだな、
としみじみ実感した後でこの本。
温度差がすごい。
理系と文系の差かもしれないけれど、
とにかく「とんとん拍子にうまく行った」話すぎて、
うーん……どうなんだ??
という、すっきりしない気持ちに。 -
この事例は完全に生存者バイアスです。
ストレスの少ない職業 一国一城の主とありますが、
この先生最初からいい思いをしている。修士時代、電総研の内定し助手に。
ポストがあいてるからこない?とうつった人です。
「忙しいがストレスはない」とありますが、それは人によると思う。
またポスドク経由の闇に触れておらず、あとがきに3頁かいた程度です。
学生の研究テーマは、教授提示型
秘書制度
非常勤講師の部分4ページ 問題は1ページ程度
私立のほうが精神的自由がある。研究分野が暗黙の了解で決まっている -
タイトルのままであるが、大学教授の仕事内容が俯瞰できる本。著者の杉原さんの教育観や研究に対する姿勢なども垣間見えて、参考になりました。
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大学教授にはなれないけれど、どのような仕事をしているのか興味はしっかり満たしてくれる。
自分のところの研究室に来てほしい学生の条件を明示しているというのは脱落させないことを考えると、このやり方は正しいと思う。 -
社畜生活に疲れてきたので現実逃避のために他の仕事の様子を覗こうと思っている時に図書館で目に止まった本。
なんか俺らの知ってる教授像以外にも色んな所でそれこそ大学内外でこんな活動してるんだーとか、こういうところで苦労してるんだなーっと割りと普通に参考になって面白かったwww
なんか苦労話も含めて楽しそうで明日からの社畜生活に戻れるか心もとなくなってしまった・・・
そのくらい普通に面白かったし、今の自分自身に対しても参考になる部分が多かった。
ということで久しぶりの星4つ。 -
【新刊情報】大学教授という仕事 377.1/ス http://tinyurl.com/bwx6tlq 講義、研究、論文執筆、学会、著作活動、マスコミ出演…。テレビ「世界一受けたい授業」などでおなじみの名物教授が、ベールに包まれている大学教授という生き物の生態を明かす。 #安城