貧困児童―子どもの貧困からの脱出

著者 :
  • 創英社/三省堂書店
3.25
  • (0)
  • (1)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 41
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784881429563

作品紹介・あらすじ

子どもの貧困率16.3%。6人に1人が「貧困児童」という驚くべき現実。親から子へ連鎖する貧困。「もう他人事じゃない、今、日本は子どもの貧困化社会だ。」貧困化時代に苦しむ子どもをどうやって救うのか。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 子どもの貧困に関心を持たず、そのままの状況が続くのは、ネグレクトであるというのは同感。
    社会で育てるという意識を多くの人が持つにはどんなきっかけが必要なのだろう。
    自分事だと思うのはどんなことに対してだろう。

  • 本書で述べられている内容、一度、生活が困窮して家庭の生活が難しくなると、それが子供にも連鎖してしまうという負のスパイラル、大人の貧困が子供の貧困にリンクしてしまうということにもうなずける。再び大きな経済成長を志向することももちろん必要かもしれないが、現状、それはさらなる格差社会への一本道を意味すると思う。国にとって「子は宝」、その理念がない国には未来はないと、この本を読んで強く感じた。

全5件中 1 - 5件を表示

加藤彰彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×