初稿 チャタレー卿夫人の恋人

  • 彩流社
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  • Amazon.co.jp ・本 (452ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784882029793

作品紹介・あらすじ

世界的に有名な『チャタレー』には三つの作品があった…。研究者以外にはほとんど知られることがなかった 『初稿 チャタレー卿夫人の恋人(The First Lady Chatterley)』を完訳で蘇せた貴重な書。ワイセツ論争で騒がれたとき、ロレンスは不倫の相手である「森番」を共産主義者で、階級的憎悪が一番激しく、全編にわたって方言を使う人物に設定した『初稿』を出版しようと考えていた。詳細な「解題」「文献」付き。

感想・レビュー・書評

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  • 面白く読んでる。恋の表現、人間に対する洞察ともに色褪せることがない。

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著者プロフィール

D.H.Lawrence.
1885 ~ 1930 年。イギリス出身の作家。
大胆な性表現や文明社会と未開社会の葛藤などを主なテーマに据えた。
イギリスからイタリア、オーストラリア、ニューメキシコ、メキシコと遍歴。
この間に、『アーロンの杖』『カンガルー』『翼ある蛇』などの問題作を
次々と執筆。ローロッパへ戻ってものした『チャタレイ夫人の恋人』が
発禁処分となるなど、文壇の無理解もあり長編の筆を折る。
その他の代表作に『息子と恋人』『虹』『アメリカ古典文学研究』
『アポカリプス論』など多数。

「2015年 『ユーカリ林の少年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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