WEED (ビーボーイノベルズ 191)

著者 :
  • ビブロス
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本棚登録 : 113
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784882719861

感想・レビュー・書評

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  • 図書館にある木原音瀬さん、読み残し。
    1999年。当時、大ヒットシリーズだったらしい。
    なかなか強引なクラシックBL。
    最初の10ページくらいは、ほぼ犯罪ですね。
    まだ、初期作品でエピソードがばらばらって感じはあるけれど、男性同士の激しい嫉妬心が痛々しい一作。

    • おびのりさん
      栗本さんの美少年学入門はそのうち読まねば。
      栗本さんの美少年学入門はそのうち読まねば。
      2024/02/28
    • yukimisakeさん
      栗本さんです♪先駆者だったのですか?!BLパート犯罪なんですが、めちゃくちゃ良くて、なんていうか耽美。納得しました。
      ほぼ怪物とぐちゃぐちゃ...
      栗本さんです♪先駆者だったのですか?!BLパート犯罪なんですが、めちゃくちゃ良くて、なんていうか耽美。納得しました。
      ほぼ怪物とぐちゃぐちゃやり合ってるんですけど( ̄▽ ̄;)
      2024/02/28
    • おびのりさん
      よしよし、沼に落ちなさい。
      よしよし、沼に落ちなさい。
      2024/02/28
  • 恋に盲目過ぎる主人公が、読んでいてちょっと疲れましたが、さすがの木原先生!ちゃんとまとまってて最後は気持ち良い読後感でした。

  • 無理やり男に暴行されて、感じちゃって愛着が湧いて云々、と言うBLファンタジーではなく、本当に一般の普通の男性がそう言う目に遭った時にどう思うのか、と言う書き方をしてるものってないのか、ってたまーにふと思う。木原さんの『WEED』はその辺リアルだったが、これくらいしか思いつかん。普通の性癖で普通の人生でしかなかった男性がそう言う標的にされてやり逃げされてしまうのを、性的に凌辱されたと捉えるのか、暴力を被ったと捉えるのか、どっちの比重が大きいのか、とか、心身の傷となった後に何を考えるのか、とか非常に興味がある。そう考えると、BLは肉体的関係を結んで恋人同士になる、と言う「定型」に収まる為に努力してる物語、となる訳か。関係性の目的・終着点がどこにあるか、でBLかそうじゃないかが分かれると言う訳なのかもな。だから一般小説で「致した」と書かれない限り「致してない」として登場人物の関係性を考えようとするんだな、私は。

  • 3部作の中では一番救われている話だと思う。後半ラブラブだしね。

  • 強姦をした相手を好きになってしまう話。

  • 『WEED』『FLOWER』『POLLINATION』三部作の第一作目です。
    会社員×エリート医師

    モラルのかけらもないの主人公若宮(受け)と若くして妻子を亡くした岡田(攻め)の出会いは最悪なものだったが,一週間後二人は偶然に再会してしまう。その後の二人がどういうふうに変わっていくかが描かれているのですが,私はこの作品を読んでいて楽しくてしかたなかったです・・・全体的に鬱々とした雰囲気が漂っていて客観的に見てそんなに楽しいお話ではないはずなのですが・・・要するに本能レベルでこのお話が好きなのでしょうね。
    三部作の中で一番好きなお話です。

  • イタイ名作1作目

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著者プロフィール

高知県生まれ。1995年「眠る兎」でデビュー。不器用でもどかしい恋愛感情を生々しくかつ鮮やかに描き、ボーイズラブ小説界で不動の人気を持つ。『箱の中』と続編『檻の外』は刊行時、「ダ・ヴィンチ」誌上にてボーイズラブ界の芥川賞作品と評され、話題となった。ほかの著書に『秘密』『さようなら、と君は手を振った』『月に笑う』『ラブセメタリー』『罪の名前』など多数。

「2022年 『コゴロシムラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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