- Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
- / ISBN・EAN: 9784882841906
感想・レビュー・書評
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絶妙な掛け合いのイラスト。なるほど、ご夫婦でしたか。こんなシュールですばらしい絵本あったらなぁ。
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「0655」「2355」で知ったこの本、楽し~い♪(((o(*゚∀゚*)o)))3冊一緒に図書館で借りてきて良かった(^^)でも自分で読むんじゃなくて、読み聞かせをして欲しいな~(^^;)
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村山籌子。その名はあまり知られていないが、ユーモラスな作品を書いている童話作家。子どもに親しみのある動物や家庭にある器具が擬人化されたショートストーリーが中心。挿絵は夫で画家の村山知義。
子どもの期待を裏切らない-正義と悪がはっきりと決まっていて、悪が勝つことは決してない-展開と、可愛らしいカラー絵が目を楽しませてくれる。
標題作の他、おなべとおさらとカーテンがおだいどころからにげだそうとする話、仲のわるいにんじんさんとじゃがいもさんが駅へたまねぎさんをみおくりする話など、作家の死後約五十年経って編まれた本作品集(全三巻)は今もなお読み継がれている。
それだけの魅力が十分にある。 -
大正から昭和初期に書かれた童話なので、現在の感覚とは少し違和感もあると思う。とは言え、村山籌子の独特の感性が光る諸作品であった。Tomこと村山知義のモダニズム的挿絵がさらに魅力的である。
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「リボンときつねとゴムまりと月」