美術カタログ論: 記録・記憶・言説

著者 :
  • 三元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (450ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883031603

作品紹介・あらすじ

17世紀の誕生期から20世紀初頭までのフランスにおける美術カタログを探査しながら、美術の記録とその表象を解析する。

感想・レビュー・書評

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  • 美術カタログの歴史について、現物からの引用を豊富に用いて解説しています。
    商業カタログと展覧会カタログなど、カタログといえどもいろいろな流れがあることを知りました。
    ここから『聴衆の誕生』で言われていた文化のカタログ化の問題を関連づけて考えることができるのではないかと思ったり。

  • 美術カタログの歴史は、情報設計と美術市場創出の歴史だ!

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著者プロフィール

1947年広島県生まれ。京都大学文学研究科後期博士課程(美学美術史専攻)修了。文学博士(京都大学)。京都精華大学名誉教授。2006-2010年に学長を務める。専門は17世紀から19世紀のフランス美術・美術批評史。主要著書に『美術カタログ論:記録・記憶・言説』、『日仏「美術全集」史:美術(史)啓蒙の二〇〇年』(ともに三元社)などがある

「2019年 『現代アートの危機』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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