美学: ジェンダ-の視点から

著者 : キャロリン・コースマイヤー 長野順子 石田美紀 伊藤政志

• 三元社 (2009年12月1日発売)

作品紹介・あらすじ

芸術とは何か?天才がイメージさせるのはいかなる人物か?芸術と工芸との境界とは?プラトンにまで遡る理論言説の小史をジェンダーという視点から振り返り、美をめぐるその思考のうちに暗黙裡に潜む、男性的/女性的という、二項対立的な概念体系の伝統を批判的に解明。そして今、もはやそれら過去の規範では解釈しきれない現代アートについてどんな言葉で語りえるのか、フェミニスト・アートを具体例にみながら、美学の新たな可能性を探っていく。

感想・レビュー・書評

[Kayaさんの感想 · 2010年8月12日]

本書を、ともに成長した三人の女性に捧げる．
ひとりは舞踏家に、ひとりは著述家になり、ひとりは歌をうたっていた．
その歌い手の想い出のために．