- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883209064
感想・レビュー・書評
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新井満訳「千の風になって」の印象が強かったので訳の違いについてもとりたてて感じるところはなかった。先にこちらを読んでいればまた違った感動を覚えていたに違いない。
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本屋で、帯に書かれている一文に引かれて開いてみたのがきっかけ。あとに残された人へのメッセージが、穏やかに、優しくつづられています。<br>
どの連も印象深いものですが、なかでも心に残るのが「私の墓石の前に立って涙を流さないでください 私はそこにはいません 眠ってなんかいません 」という出だし。それから後に続いていく言葉の数々が、よりいっそうその言葉を引きたてていきます。<br>
読み終わった後に残るのは、安心感とすがすがしさ。なのに、なぜか泣きそうになりそうな本。言葉じゃ表しづらいですが、さまざまな感情がこみ上げてきます。<br>大切な人を失った事がある人も、そうでない人も、一度は読んでもらいたい、そんな詩です。 -
この詩を読む度に思い出すことがあります。父を亡くして1年ほど経った頃、たまたま乗ったバスの中で父にそっくりの後姿を見つけました。そっと前に行って顔を確かめたかったけれど・・怖くて出来ませんでした。あれはきっと父だったんだと思います。いつも近くで私を見守ってくれているから・・悪いことは出来ませんよね!^^最近ではこの詩を読むと、何故か『僕の彼女を紹介します』を思い出してしまいます。
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千の風。分かる人には分かるあれです。あの詩が収められてます。