あのお店はなぜ消耗戦を抜け出せたのか

著者 :
  • 宣伝会議
3.64
  • (7)
  • (17)
  • (19)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 222
感想 : 24
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883353132

作品紹介・あらすじ

Facebookの総「いいね!」数10,000超の人気コラムが書籍化!なぜ1本498円の缶ビール500本が1分19秒で即完売したのか?なぜスーパーで買えるソフトドリンクが、価格競争せずにネットで月商7000万円売れるのか?ほか、目からウロコの成功事例12選!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 起業家の人にとっては有益な話かもしれないが、普通の人からしたらそんな有益なことは書いていなかった。

    そもそも楽天市場だけを舞台にしていること自体、時代の遅れを感じる。たまたまうまく行っただけに見えるようなことも後付けで理由が述べられている。

    自動販売式の手法は良くないかもしれないが、漠然と否定された感じであまり納得できなかった。

  • このネット世界で、価格競争に巻き込まれないための方法がまとめられた本。
    ファンをつくる、体験を提供する、買った後のフォローをする、など目新しい情報はなかったが、実際に掲載された文章なども掲載されており、わかりやすくよくまとまっていて読みやすかった。

  • 良かった。

    ECサイトで売れる店とそうでない店の話。
    巨大なショップと戦わずに、どんな風にしているかなどの例が書いている。

  • ネットビジネスに関してなるほどね、と思うが、そんな特別なことは書いてない。

  • 売れるために努力を重ねてヒットを出した企業を「一発屋」、その後も勝ち抜く戦略でがんばる企業を「連発屋」と呼び、そのどちらも選ばずに闘いを避けて「老舗」を目指せ!という指南書。そのために、

    1.売れているモノを売ってはいけない
    2.ターゲット客を攻略してはいけない
    3.競合対策をしてはいけない
    4.スケールメリットを強みにしてはいけない
    5.勝つためのスキルを磨いてはいけない

    と主張する。コトラーもポーターもビックリな、スモールビジネスを展開するあらゆる企業にオススメの目からウロコな一冊。

  • ネットショッピングでは価格だけで競争しているようだが、その中で独自の切り口で成長している会社を紹介している。

    お店のファンになってもらうこと。
    双方向な関係はもちろん、お客さん同士の交流なども勝手に生まれるなども今の時代なのだと思った。

  • つながり研究シリーズ。いつもは読んだ本の大事なところにペタペタ付箋を貼る(すると、うちの学生にはそこだけ読む奴がいる)のだが、本書は一枚も貼れなかった・・・・全ページに重要な箇所があるから。みんなが当たり前と思っているやり方で、ついつい手を出しがちな狩猟型の手法とは一線を画す考え方で、三方よし・八方よしビジネスとでもいうべきか。分断された匿名社会からつながりの顕名社会へ変容している状況で、裏表のないまさに正道・王道をいくもの。みんな、本当はこんな風にビジネスを進めたいんじゃないだろうか。ネットビジネスだけでなく、全ての事業、プロジェクト、地域活性化などに参考になる本。しかも、実例も多く、押し付けがましくなくて読みやすく、分量も適切で飽きさせない。

  • 巻末のメルマガが最高にアツい。あれだけでも読む価値あり。
    全体的には、発想の転換というか、向く方向の違いというか、ビジネスなのにあまり「儲けよう」としていない人たちの実例が書かれている。
    作者も、アツい。

  • P65 「コスト<ベネフィット」の式・・・この式を成り立たせるためには「コストを下げる」という方法と「ベネフィットを上げる」という方法があります。

    P70 最初は大した期待をしていないので、実感値が期待値を超えたわけです。しかし2回目は、1回目の実感値のラインまで期待値が上がっているので、そこから比べると、「あれ?思っていたほどよくないな」となる。期待値を下回ることになった結果、3回目を買うことがなくなる、というパターンです。

    P80 「自己中心的利他」・・・自分がやりたいことをやり、それを「いいね!」と言ってくれる人が増えるのが「利他」だと考えます。これを「自己中心的利他」と呼んでいるのです。

    P106 「シェア=期待値超え×共感×話の合う聞き手」

  • 伊藤製作所の人が表紙を書いていたので思わずジャケ買い。中身は仕事に関係することだったので二度美味しい。

全24件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1973年6 月27 日、北海道生まれ。仲山考材株式会社 代表取締役/楽天株式会社 楽天大学学長。創業期(社員約20 名)の楽天株式会社に入社、2000年に楽天市場出店者の学び合いの場「楽天大学」を設立、人にフォーカスした本質的・普遍的な商売のフレームワークを伝えつつ、出店者コミュニティの醸成を手がける。2004 年には「ヴィッセル神戸」公式ネットショップを立ち上げ、ファンとの交流を促進するスタイルでグッズ売上げを倍増。2016 年、横浜F・マリノスのプロ契約スタッフとなり、コーチ向け・ジュニアユース向けの育成プログラムを実施。 20 年にわたって数万社の中小・ベンチャー企業を見続け支援しながら、消耗戦に陥らない経営、共創マーケティング、指示命令のない自律自走型の 組織文化・チームづくり、夢中で仕事を遊ぶような働き方を研究している。著書には、人気サッカー漫画『ジャイアントキリング』とコラボした『今いるメンバーで「大金星」を挙げるチームの法則』(講談社)ほか多数ある。

「2019年 『サッカーとビジネスのプロが明かす育成の本質』 で使われていた紹介文から引用しています。」

仲山進也の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ウォルター・アイ...
リー・コールドウ...
デールカーネギ...
佐々木 圭一
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×