- Amazon.co.jp ・マンガ (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883790043
感想・レビュー・書評
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前半は腕が痒くなる
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花輪和一氏の作品『朱雀門(1998)』を読了。 ほんと”虫剣虫鏡”がお気に入り。
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作者独特の粘っこさを堪能。
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男と女と子供と鬼とけだものと虫と魚のおどろおどろしい世界が
今昔の世界さながらにある種の可笑しみを持って描かれています。
かなり好きです。 -
これもプレゼントしてもらったのに紛失。
なんと言っても花輪和一の絵が大好きです。 -
胸におダニ様を飼い育てる『崇親院日記』や、尻に尻狗が取り憑いた『狗尻』、この突拍子もない発想は花輪をおいてほかにないだろ。それがまことしやかに語って(描いて)しまうのが、これまた花輪ならでこそ。どこかでにやっと笑ってしまってるのだけれど、「このような日には皆で森の奥に神に会いに行きます」とページをめくると見開きででーんとくるんだから。『虫剣虫鏡』で国司の妻の顔についた虫の精緻さときたら、これまた花輪。中世の『今昔物語』や民話からひっぱては来ているがすっかり花輪の世界に引っ張り込んでいる。
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花輪和一の作品で最も好きな短編集。悪夢的なストーリーと天真爛漫さ、無垢な視線。相反するものが奇跡的な合致を見た、花輪という奇跡を体現したような作品群です。