- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883808670
作品紹介・あらすじ
「このままでは死んでしまう!」ワーキングプアと呼ばれる低所得者たちにこれからの日本を生き抜く術はあるのか?ニート支援活動に従事する作家、ロストジェネレーション世代のフリーター、一流企業を退職しサラリーマンから作家へと転身したホラー作家。立場の違う三者それぞれの視点から見た、ワーキングプア問題の真実とは。
感想・レビュー・書評
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ワーキングプアについて色々な視点から見つめた本。
3人の著者共通してソース不明な独りよがりなところがある。
巨椋修が一番説得力があったし、新しい視点から見ることができた。特に、ワーキングプアに陥る人たちは、同時に人間関係でも孤立化しやすいという視点。
山口敏太郎は、私にとっては読む価値が無かった。高い所から見下ろす形の、よくあるワーキングプア論。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第二部 ロスジェネ世代の青春サヴァイバル 文/犬山秋彦
第五章 高卒フリーターという生き方
バブルを知らない子供たち/ボロ雑巾のようなフリーター稼業/血みどろの給料削減地獄/「働く方がバカらしい」ニートの正論
第六章 ロスジェネ世代の青春サヴァイバル
希望は刑務所/セーフティネットとしての自衛隊/貧乏人を戦場に向かわせるもの/家出志願者の孤独/しあわせな貧乏体験/親を抱えて生きるリスク/死んでください、おっかさん
第七章 ワーキングプア大暗黒時代
大暗黒時代の幕開け/宇宙飛行士の見た地球/ハイエナ投資家の飽食/犯罪列島ニッポン/庶民殺しの景気回復/間違いだらけの少子化対策/新自由主義という名の魔王/ワーキングプア脱獄宣言 -
3人の著書が思いも思いのワーキングプア論を展開するので別に理論に裏打ちされてるとかそーいう本ではない。だから主観的な感じが否めなかった。