そして誰もいなくなった

  • 新水社
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  • Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883850167

作品紹介・あらすじ

マザーグースの童謡にのせて、一人また一人殺されて…そして…。クリスティの傑作推理ドラマ!映画とはひと味違う粋な結末。

感想・レビュー・書評

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  • クリスティにはまり込むきっかけになった小説「そして誰もいなくなった」。戯曲版では登場人物が簡素になり場面もお屋敷の一間のみ。戯曲を読む限り場面は一間の方が頭の中でイメージを想像しやすい。犯人を知っているからセリフが、ははーんこんな言葉で欺こうとしてるな、などと思いながら読む。しかし、結末が小説と違うのですね。結末はやはり小説の方がよいな。

    これでクリスティの戯曲を全部読んだが、やはり小説を先に読んでしまうと、小説の方がよかった。戯曲が先、あるいは戯曲のみのものは舞台を想像して、戯曲もおもしろいな、と思った。やはりミステリだと犯人を分かって読むということはドキドキ感、逆転感が無いということかな。

    1943発表(小説は1939年) 1943年11月17日ロンドンのセント・ジェイムズ劇場で初演。ロンドンで260回、NYで1944年6月27日から421回。1945ルネ・クレールが映画化。(1983年の解説時)日本訳は1977年2月の劇団「昴」の上演用に訳出したもの
    2000.9.25刊行 図書館 ※1984.1旧版 

  • 有名な作品なので読んでみた。

    内容は有名なのである程度知っていたが、短い間に次々と人が死んで行き、展開がはやいのは良かった。

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著者プロフィール

1890年、英国、デボン州生まれ。本名アガサ・メアリ・クラリッサ・ミラー。別名メアリ・ウェストマコット、アガサ・クリスティ・マローワン。1920年、アガサ・クリスティ名義で書いたエルキュール・ポアロ物の第一作「スタイルズ荘の怪事件」で作家デビュー。以後、長編ミステリ66冊、短編ミステリ156本、戯曲15本、ノンフィクションなど4冊、メアリ・ウェストマコット名義の普通小説6冊を上梓し、幅広い分野で長きに亘って活躍した。76年死去。

「2018年 『十人の小さなインディアン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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