吸血鬼と愉快な仲間たち (Holly NOVELS)

著者 :
  • スコラマガジン(蒼竜社)
4.14
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本棚登録 : 591
感想 : 77
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883863105

感想・レビュー・書評

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  • 最高に面白いです。設定も粋だなと思うし、何しろ不思議ワールドなのに読みやすい。

  • おバカな吸血鬼笑えた。これからどう発展するのか楽しみです。『「あほ、おうぼう、あくま、はらすいた」「何だい、それ?」「そいつが最初に覚えた日本語だ」』109P

  • 木原さんの作品は初読でした。<br>
    すっごく面白かったです!<br>
    非常に読みやすい文章で、この作品は、BLレーベルでありながら、ラブ部分が一切まだないので、ラノベという感じですね。<br>
    なりそこないの吸血鬼アルとエンバーマーの暁のお話です。<br>
    エンバーマーという職業は日本では馴染みがないですね。<br>
    <br>
    アルがグロくなるシーンから派生する血を舐めとるシーンが萌えるなぁ、と思いました。

  • ・・・これ、ほんっっとオススメ!!!
    ヘタレで不運なアメリカン吸血鬼アルとエンバマー暁を中心としたお話なんですが・・。
    アルは吸血鬼なんで蝙蝠になるんですよ(なりそこないなんで昼しかなれない)それがすっごくかわいいんです!!
    ほっぺをペロペロ舐めたり、鼻をスンスンこすってきたり・・・ほんっとたまんないです。
    読み始めて「これはコメディー路線かな?」と思いきや、殺人事件がおこったり、アルが殺されそうになったり・・・。
    しかも、BLにあるべき(?)のラブ、Hはありません!!!
    まだ、恋とか愛とか受けとか攻めとか全然でてきません!!
    「え〜そんな〜ガッカリ」なんて思わせないほど、読んだ後の幸福感、満足感はたまりません!!
    まだまだ続くようなので期待してます。

  • 未読。<br>木原さんのは「痛い」と聞いているので、購入作者リストからは外れているんですが、コレはなにやらポップな香りがしたので購入。続編も出るくらいだし、結構読むの楽しみ(ならさっさと読めよ)

  • アルが可愛い♪

  • BL本ですが、普通の活字好きさんに読んでもらいたいです。吸血鬼の子が可愛いです。一生懸命勉強しているところとか、働いているところとか、たまらんです。

  • 未読

  • 蝙蝠のまま冷凍されてアメリカから輸入されてしまった、マヌケな吸血鬼のお話。
    登場人物の気持ちが丁寧に描かれていて、ゆっくりと気持ちが通じていく2人がかわいいです。

  • ええと多分BLなんだよね?というくらいなんにも起こらなくて、そういう展開を期待していたら肩透かしを食らうかも。私は別に期待しないクチなので、設定だけで面白く読みましたが。世に吸血鬼ものの物語は多いでしょうが、半端にかまれたせいで牙がないので人の血が吸えず、蝙蝠姿でアメリカの屠殺場で牛の血をすすっていたら、うっかり一緒にチルドされて日本に輸出され、精肉工場の女子トイレのゴミ箱に捨てられたところで溶けて人型になって警察に通報される………なんていう発端の話は寡聞にして知りません。続編があったら読んでもいいかなと思うくらいには面白かった。

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著者プロフィール

高知県生まれ。1995年「眠る兎」でデビュー。不器用でもどかしい恋愛感情を生々しくかつ鮮やかに描き、ボーイズラブ小説界で不動の人気を持つ。『箱の中』と続編『檻の外』は刊行時、「ダ・ヴィンチ」誌上にてボーイズラブ界の芥川賞作品と評され、話題となった。ほかの著書に『秘密』『さようなら、と君は手を振った』『月に笑う』『ラブセメタリー』『罪の名前』など多数。

「2022年 『コゴロシムラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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