HOLLY MIX (Holly NOVELS)
- スコラマガジン(蒼竜社) (2013年10月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883864225
作品紹介・あらすじ
「明日も愛してる」「二月病」「日月星、それからふたり」「リバーズエンド」「碧のかたみ」-いとしい彼らとふたたび会える場所。それぞれの本編の番外小説を一冊にまとめました。
感想・レビュー・書評
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リバーズエンドのために買いました。
ガッツリその後の十亀さんと万の姿が見られて嬉しかったです。そしてなにより、十亀さんの過去にひとつ新しい展開が加わって、十亀さんが少しでもより幸せになることを、望んでやみません。
万のほうが強い男だしねー! -
わ~!番外編だけででできてる豪華本!!すばらしい企画力に拍手です。納得の正当価格だし、サイズもノベルとまったく一緒なので保管にも便利。そして、小椋ムクセンセの表紙イラストがかわいくて8周年のお祝い気分を盛り上げています。初回限定でイラストカードが封入されてるのもサービス満点。
各番外編にちゃんと新作イラストがついていたのも嬉しかったです。
驚いたのは安芸まくらセンセの「今日も愛してる」です。まさかまたツダさんと櫂に会えるとは!番外編読む前に読み返したけど、何度読んでも感動。性懲りもなく泣いてしまいました。
あれから2年が経っているようですが、二人はとてもうまくやっているようで、幸せそう。津田視点で描かれている二人の日常は、愛にあふれています。今この一瞬を大切に生きる、ということを教えられます。12分間の愛に胸がいっぱいになりました。
木原音瀬センセの「end roll」。十亀と万の10年ほど後の様子が描かれています。二人のしっかりとした愛情に安堵しながら、周囲の人々もオールスターで登場しているので、それぞれのその後にそうなんだ~!といろいろ感慨深くさせられました。十亀の新作映画の話からうまく各々の近況に繋がっていって、気がついたら全員の生活ぶりを把握している結果に。絶妙な構成です。
自らの手で初めてつかんだ万という幸せとともに、自らの映画で現実には叶わなかった幸せな結末を手に入れる十亀。涙が止まりませんでした。こういうエンディングを用意していたなんて、もう神。
尾上与一センセの「間宮」。六郎と恒が差し迫った状況下でも明るくて、強い絆で結ばれる互いへの思いやりがいっぱいで、いいペアだとつくづく思いました。甘いものと牛缶、かわいいけど切実さも感じられてじーんとしました。
「二月病」は、お遍路の話。蒼司の気持ちが切なすぎて。
どのストーリーも番外編ながら余韻が残る秀作でした。保存版。 -
「end roll」だけでも★5ですが、番外編が全員プレゼント応募等のストレスなく読めることも評価します。時期を逃すと入手不可能な仕組みは勘弁です。
「今日も愛してる」攻めが落ち着いてきてよかったね。本編はヤリ過ぎで受けが心配でした。
その後やっと本編を読んで「間宮」間宮に向かって叫ぶ亘が可愛らしい。ラブラブで良かった。 -
とりあえず、木原先生のリバーズエンド番外だけ読んだ(それ目的に買ったし)
泣けた。
ぐうの音も出ない素晴らしい作品です。 -
さとさんのこめ王子だけ未読。
安芸まくらさん、お久しぶりです! 記憶喪失ものの金字塔作品の続編が読めて本当に嬉しい。またぜひ新作を!
尾上さん、間宮(牧さんのイラストのキラキラお目々!)ほかの2編も嬉しい。
そして、なんといっても木原さんのリバーズエンド続編!十亀の自伝映画、観たい、観たいです!! 万と2人しっかり幸せに暮らしてるようですし、ちゃんと家族として認められて心あったかくなりました。
こうして同人誌じゃなく続編をまとめてもらえるのはありがたいです。他社さんでもやってもらえないでしょうか。 -
やっぱり木原さんは読ませる!と思いました。
他の作家さんの作品、読んでみたいと思うものもありました、ふふっ。