ブラックアフリカ紀行―サハラ砂漠を縦断せよ

著者 :
  • 彩図社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883928392

感想・レビュー・書評

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  • ブラックアフリカ” その響きに魅せられて旅に出た 言葉も常識も通じない大陸で 何が待ち受けているのか? ・ブラックアフリカの夜 ・マラリアは大丈夫なのか? ・日本が国と認めていない国 ・50度を超えるサハラ砂漠 ・深夜列車の中での死闘 ・無国籍地帯を超えろ など、刺激的なエピソードが満載!(アマゾン紹介文)

    転載してなんですが、ひでぇ紹介文。
    セネガルはダカールからスペイン・マドリードに北上していく、西アフリカ沿岸の紀行文です。
    彩図社のシリーズは内容が内容だけに言葉が強く苦手意識を持っているのですが、この方の書き方は比較的整えられており、他のものも読んでみたいです。

  • 14.mar.3

    アジア「裏」紀行とおなじ人が書いた本。

    ブラックアフリカって、闇のアフリカみたいな意味かと思ったんだけど、アフリカの中で黒色人種が主に住むところを意味するんですね。笑

    アフリカに対するイメージがなさすぎて、読み終わった今、どんな国がでてきたっけ?とかあの話はどの国だっけ?とかごっちゃになってしまった(°_°)

    列車の席取りの応酬が面白かったなー
    人をあんなにはねのけてまで必死になるなんてすごい。笑

    筆者の一人称がたまに「俺」になるのがいやだったな…

  • 最近、彩図社の海外旅行物を好んで読んでいます。

    現地でのえげつないボッタクリや強盗エピソードなどは国内の旅行では殆ど淘汰され、まず聞く事がありませんが、国外ではまだまだあるというのがゲスな言い方ではありますが非常に楽しく読めます。

    あくどい人もいれば、掛け値なしのいい奴もいる。日本とは全く異なる国でのこういう出会いというのが旅の醍醐味なんでしょう。

    モーリタニアのヌアディブ行き列車内での足蹴と懐中電灯ビーム席取り攻防の一戦を終え、夜が明けた車内で和やかなムードになるエピソード。一晩中競り合っておきながら何和気あいあいしとるのと思いながらも、そういう思い出も悪くはなさそうに見えるから困る。

    アフリカという大陸を一括りにして認識しがちな自分ではありますが、実際にはそれぞれの国により気候や民族も異なっているというのを忘れてはいけない。
    最近は日本や中国の企業もどんどん進出してきているので、今後は無視・無関心ではいられない。21世紀というのはアフリカがまた大きく変わる時代になるのでしょう。

    とりあえず著者の平間さんは頑張って旅をしてください、友人の川島さんがパイロットになれる、その日まで。

    追記
    最後に本書を象徴する、宿のオーナーからの素敵な言葉を紹介してレビューの締めとしましょう。
    「どうなるか分からない。なぜならここはアフリカだから。」

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著者プロフィール

1975年生まれ。浅草出身。
中学3年間をイギリスのウェンブリーで過ごす。
大学を卒業して、念願の旅行会社に入社するが「転勤はない」という条件だったにも関わらず、さり気なく「福岡に行ってくれるかな」と言われ、「じゃあ、いいです」と4ヶ月で退社。
その後はタイ料理屋、イベント会社などを転々とし、現在はIT系企業に在籍。
無人島での自給自足の生活に憧れている。
著書に『アジア「裏」旅行』『アジア「裏」旅行 ―180日間激闘編―』『アフリカ「裏」旅行』(いずれも彩図社)がある。

「2012年 『ブラックアフリカ紀行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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