- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883996469
作品紹介・あらすじ
「勉強量」よりも「学び方」で大きな差がついていた!速読法、記憶術、マーキング、カード活用法…etc.効果バツグンで、どんな試験も一発OK。
感想・レビュー・書評
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久しぶりの勉強法シリーズである。
内容は、「時間の有効活用」と「勉強効率化」の2つの地点から、勉強を
捉え、無駄を省き、如何に試験突破を目指すのか。に重点を置かれている。
よって、終わりのない勉強(資格系でない)ものに向けて詳述されている
わけではないが、一気に基礎を知り、概要を把握するには応用出来るだろう。
ただ、内容は他の勉強法とあまり変わらない。薄い参考書やアウトプット重視、
細切れの時間の有効活用、朝時間有効、ノートを取らずにカードで暗記、
そして、重要な音読って感じ。
しかし、いざこれらをやろうとなったらそれなりに気合いは必要だろう。
なぜなら、朝起床型に生活スタイルを変更し、細切れの時間も勉強する、つまり
結構な勤勉家にならなければならないのだから。
そして、このような勉強法も大切だが、やはり他者と議論し思考をフル回転させる場も
必要なのではないかと思った。最近、このような議論の場が少ないように感じる。
っと、話は内容からずれてしまったが、他の勉強法と似ているからと言って、
本書の価値が下がるわけでわない。むしろ、凝縮されている感があるのでお買い得と
言えなくもないだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【要旨】
まず目標の立て方として、無理のない現実的なレベルであり、具体的であり、半年〜1年程の長期的なものが望ましい。また、動機づけとして、学ぶことの意味を書き出し、◎○△で重み付けをし、学ぶ目的を明確にする。
勉強の指針として、資格がある。それらの試験では100点満点を目指さないことが大切。多くは60点が合格ラインとして設定されている。67点(合格ライン+7点)を、目標とするのが良い。そのためには、全体の40%程度の基礎知識を確実に身につけるべきである。あとはその応用でなんとかなる。枝葉の事項まで手を伸ばす必要はない。また、学習はインプット(理解・記憶)に2/3、アウトプット(問題集など)に1/3の割合で行うと良い。勉強する際の時間の使い方としては、朝を有効に使うのが効果的である。その他、隠れた時間、隙間時間や移動時間なども有効に使える。寝る前に1分間でも学習した内容を振り返ると睡眠中に内容が整理される。参考書は軽くて薄いものがよい。図表やカラー(2色刷)で見やすく、法改正など最新の状況をカバーしているものが良い。
学習の方法は「3回転学習法」を推奨する。まずは、速く読み飛ばす。これによって、全体を概観できる。次にゆっくりと理解しながら読み進める。この時には重要箇所にマーキングやカードを作成するなど、じっくり読み進める。3度目はマークされている箇所のみ読み進める。
【感想】
学習の仕方がテーマだが、内容としては「資格試験」が前提となっている。参考書の選び方なども理に叶っており、興味深かった。カードの作り方など内容に薄いところもあったが、著者の勉強法は大いに参考になる。そろそろ資格に向けた勉強を始めてみようと思った。
【目次】
第1章 3倍速でゴールに近づく「目標設定法」
第2章 「頭を整理」するだけで効率は劇的にアップする!
第3章 使える時間が10倍増える「時間活用術」
第4章 基礎を最短でマスターできる「教材&問題集の選び方・捨て方」
第5章 「3回転学習法」でスピード合格間違いナシ!
第6章 初心者のための一番簡単な「速読入門」
第7章 知識を一気に整理する「マーキング&カード術」
第8章 ラクラク覚えられる「高速記憶術」
第9章 試験に一発合格する人の考え方と行動習慣
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試験勉強のための本。古い本であるが現在でも言われていることも多々あった。そのせいで知ってることばかりのため、参考にはならない。
自分の行動の理由に3段階の評価をつけるのは良かった。理由を全て書き出して、自分が本当に重要視しているものを明確にしていきたい。
関係性を明確にする部分も良かった。補完しているのが、対立しているのかを意識しながら読み進める癖をつけていく。 -
勉強をとにかく効率的に行う方法・特に資格取得に向けた方法を具体的に紹介してくれます。
他の勉強術系の本を読んだことがないのが原因なのかわからないですが、自分にとってはカルチャーショックとも言えることが沢山ちりばめられていました。
特に、勉強の仕方とかではなく、モチベーションの保ち方といった精神面についても言及されているところが面白かったです。
本当にすごくて、メチャメチャ役に立ちました。
資格取得の際には、ぜひこの本を今一度読み直してチャレンジしたいです。 -
タイトルのとおり、もっと効率的に勉強する技術に関するための本です
公認会計士、司法試験などの超難関資格を対象にはしていないが、その次くらいのレベルの税理士、司法書士、社労士などの難関資格以下なら使えるらしい
参考になりそうな点として、
・年間スケジュールに勉強日を組み込む
・試験の難易度を分析することで、「何を」「いつまでに」「どこまで」「どのように」勉強するか具体的手順を把握する。
・目標点数は合格ライン+7点
・基礎知識を確実におさえる(「基礎知識40%」ルール)
・インプット テキストを読んで理解する、理解したことを暗記する
アウトプット 問題集、過去問集を解く
インプット:アウトプットは2:1
・1日の時間の使い方を見直す
・中時間(出勤前、帰宅後の2〜3時間)、大時間(休日)、細切れ時間に分け、それぞれの時間の特質に見合った活用をすることが大事。
・寝る前に大急ぎで勉強したことにさっと目を通す、テキストの目次に目を通す。
・テキストは1回目書いてあることを把握するため高速に読む、2回目きちんと理解しながらマーキングしつつ読む、3回目マーキングまたはまとめたものを読む
・「王様の速読術」の斉藤英治氏の速読法がよい(王様の速読術に著者のことが書いてあったから?)
・キーワードではなくキーセンテンスをマーキングする。
・ワンポケット原則
・根本を理解しておくことが大事
・「なぜ」「どうして」「どういうこと」を意識して勉強すると自然と記憶できる。
・どうしても覚えたいことは最低50回音読する。
あたり
けっこう参考になる点も多く、悪くないのだが、著者の保有資格を見ると唖然とする
統一性がなく、簿記は2級、英検は準1級など中途半端で、仕事に役に立つのか疑問である
強みとはなりにくく、器用貧乏になってしまっているって感じ
結局、本書自体が資格オタクになるための本だったのではないか、という疑念を抱いてしまった -
読みやすかった。
私的に、学生時代などにチラホラと耳にした勉強法を一箇所にまとめてくれたようで、頭がスッキリした。
著者は「参考書に書き込む」「暗記カードを活用する」というやり方に対して
私は「ノート勉強法派」なので、新鮮な感じがした。
資格の勉強をしないといけないので参考にしたいと思う。 -
難解な資格試験に挑戦するときの勉強法。中小企業診断士に挑戦するときの参考に。
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わかりやすく読みやすかった。
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まー一般的な資格取得指南書ですね。
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☆$$まあまあでそこそこ。$$基本の大切さ、目標設定とその細かい進捗管理が大切。$$色紙作戦は・・・。