やおよろず的

著者 :
  • 四季社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884053307

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りた

    「やおよろず」という感覚・考え方について、
    作者が各地で行った講演をまとめる形で書かれている

    日本人にとって、「やおろよず」というあり方は
    本質的なもので、
    意識的に守ってきたものではないか、ということが書かれており
    なるほどと思う

    説明がわかりやすいので、
    最後までとても興味深く読めた

    日本人は古来から、大らかというか、懐が広いというか、
    悪く言えば無節操な感覚を持っている、
    というような内容だけれど、
    その何でもありな感覚が、
    とても伸び伸びしていて心地良いと感じた

    道教についても触れられており、そちらにも興味をひかれた

  • 日々是好日
    ・・・にちにちこれこうにち。


    深いです。

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著者プロフィール

一九五六年福島県生まれ。慶應義塾大学中国文学科卒業。八三年、天龍寺専門道場入門。現在、臨済宗妙心寺派福聚寺住職。花園大学仏教学科および新潟薬科大学応用生命科学部客員教授。二〇〇一年「中陰の花」で芥川賞を、一四年「光の山」で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。著書に、『禅的生活』(ちくま新書)、『荘子と遊ぶ』(ちくま文庫)、『やがて死ぬけしき』(サンガ新書)、『竹林精舎』(朝日新聞出版)などがある。

「2020年 『なりゆきを生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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