かくし味は旅を少々 (SWITCH LIBRARY)
- スイッチパブリッシング (2009年12月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
- / ISBN・EAN: 9784884182908
作品紹介・あらすじ
人気料理家の紀行エッセイ。オリジナル料理レシピ付き。
感想・レビュー・書評
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旅の思い出イコール食べ物の思い出ってこと、ありますよね。
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素朴な文章がいいわ
「旅は、チャージする為に行くのではなく、捨てに行くのだと」 -
2016/07/08
この人の文体がやっぱり相変わらず私は好きです。 -
料理家の枝元なほみが旅と食をテーマに雑誌『天然生活』に連載していたエッセイをまとめた一冊だ。
北京、トルコ、ネパール、スペインにインドネシア、松江に阿蘇・・・さまざまな旅先で出会ったり思い起こしたりした食を短くさらりと、枝元なほみのキャラクターそのままにまるくやわらかく描いている。おしゃれな写真のついたレシピもちょこちょこ掲載されていて、読んでいて目にも楽しい。
旅先の食は生きることに結びついている、ということ、ひとりで旅することについての感慨は共感する部分が多くて、ああそうだなぁ、と頷きたくなった。 -
91 偉大なり偉大なり、スープ!
体を内側から暖める太陽の子供!
両手のひらを天に指し上げてひざまずき、スープを讃えてしまいそうになった。おいしいものはいろいろある、でも命を救われるのうな気になる食べ物はそうそうない
(スープの効能/ネパール)
123何かを伝染させることができるとするなら、笑い顔がいいな、と思うのでし。
(ジャラン・ジャラン) -
ずっと前に詩人の伊藤比呂美さんとの共著を読んで以来、外見や話し方から想像するキャラクターとは異なる人だと思っている。(ちなみにその本はすごく気に入ってる。)自分の知る狭い範囲でのことだけど、料理家でこういうさらけ出し方をするのは高山なおみさんと著者しか知らない。このエッセイも、旅と食と生きることに対する正直さが気持ちいい。
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枝元さんのあったか〜い人柄が伺えます。
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料理本と旅行本がくっついたような…お得な本。
枝元さんは表現力もあるし、読んでて楽しい。海外のいろんな場所へ一人旅されてるのですね。ちょっとディープな場所にでもどんどん出かけてる。尊敬しちゃうなぁ。
この手の本をもっともっと書いてほしい。 -
読んでいて、食べ物って旅のスパイスだよな~、としみじみ思いました。
ベトナムの鮮やかな町並みとか、行った事ないのに色鮮やかに想像できたしチェーの写真がとってもおいしそう!
いくつもの旅物語につややかな食べ物の写真が華を添えていて、読んでいてとっても楽しかった。 -
旅先で出会った“美味しい料理”“美味しい環境”を綴ったエッセイ。
先日枝元なほみさんご本人とお会いし料理を頂くという、とっても贅沢な機会に恵まれた。
なほみさんの料理には、
人を優しく包みこむようなエッセンスがたっぷり!
料理って、
取り巻く人や感情も味わう事ができるもの。
そんな一冊です☆彡