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- Amazon.co.jp ・雑誌 (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784884184261
感想・レビュー・書評
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創刊号から愛読している『MONKEY』の18冊目。今回の特集は紀行文学。どちらかと言うとワタシの手薄な分野だ、などと思って手にしたのだが、そこは『MONKEY』。柴田元幸と池澤夏樹の対談の中で、ブルース・チャトウィンは『おくのほそ道』が好きで、紀行文学の一つの理想の形として読んでいたらしい、と言う発言が飛び出したり、相変わらずのクオリティ。
そして、本誌の楽しみのひとつはゲスト執筆者。今回は詩人・四元康祐の連詩小説が白眉。国籍バラバラの5人の詩人がそれぞれフレーズを続けていって連詩を編むという設定。5フレーズでひと段落し、間を取ってまた次の5フレーズを続ける。こうして綴られた詩は繋がっているのかいないのか、解釈は人それぞれ。詩の楽しみ方を一つ教わった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
心震えないのはもはや歳をとったせいか、状況が変わったせいか
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特集:猿の旅行記
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