Switch別冊 ◆ 札幌国際芸術祭2014 OFFICIAL GUIDEBOOK 都市と自然
- スイッチパブリッシング (2014年7月11日発売)
- Amazon.co.jp ・雑誌 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784884184360
感想・レビュー・書評
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brownbookscafeにて見かけて思わず購入。SIAF2017を熱心に見た身としてはものすごく興味を惹かれて。テーマは都市と自然。ゲストディレクターは、坂本龍一。相通ずるところもあるけれど、大友良英ディレクターとはカラーが違うなという感じも受け。2014は本でしか見てないから、的外れかもしれないけど、大友さんの方が、人に寄ってると言うか。/音楽も美術も聴こえないものを聴き、視えないものを視るためのものだと思います。(坂本龍一)/ヨーゼフ・ボイス「社会彫刻」。作家や作品ではなく、社会を構成する大勢の人たちこそが主役であり、彼/彼女たちがアートをつくり上げると考えたのです。/島袋道浩さんが、シャルジャで行ったパフォーマンス。立ち会ってみたかった。地元の労働者しか乗らないフェリーに、富裕層や観光客も乗るように導線を作り、その先に、アイスクリームの塩がけ、アイスクリームの胡椒がけを提供して楽しんでもらうという企み/行ってみたい、もっと調べたい、見てみたいテーマや人、場所など。アートというのはまさに社会に「一石を投じる」こと、一種の鍼治療みたいなものなのです。(島袋道浩)/デュオ内の新さっぽろギャラリー。ほのかな明かり音影気配...インスタレーション、今村春子。楢原武正「大地開墾」シリーズ。高谷史郎「CHROMA」。深澤孝史「とくいの銀行」。福井の近く?「やぎや」。http://heysapporo.meoto.co/はまだあるのかな。「すし処さっぽろ」の蝦夷前寿司。札幌の住宅は30年で建て替えられているというデータ。松江さんの「JP-01 SPK」、空から見た札幌。フーズバラエティすぎはら。特別な配合の釉薬をかけて焼くことで完成後も断続的に貫入が怒りかすかな音が聞こえてくるという宮永愛子作品。マレウレウ。坂本龍一が北極圏で録音した素材が一部使われている「Out Of nOise」。
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賛否両論あった、SIAF。
何でも初めてのことは、叩かれやすいですよね。
ただ、文化的なことで街を創造していこうとする
市政はすばらしい。
種まきに時間を要するし、お金もべらぼうにかかるけど
あきらめないで続けてほしい。
switchクラスのサブカル誌が、特集を組んだのは
追い風となるし、出版不況と呼ばれることを鑑みても、
大いに評価したい。 -
貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784884184360