- Amazon.co.jp ・本 (161ページ)
- / ISBN・EAN: 9784884746926
作品紹介・あらすじ
世代を超えて読み継がれている人生論の名著『修身教授録』。"人間いかに生くべきか"について切々と語ってやまぬ言々句々。その精髄を声に出してこそ身が立ち志が立つ。「素読読本」の名作ここに成る。
感想・レビュー・書評
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種まき
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とても手本にしたい本でした。以下のような記述は日々頭にいれておきたい。
「われわれは生をこの国土にうけたことを、非常な幸せというべきにも関わらず、われわれはその日々の生活においてはとかくこの点がおそそかになりがちで、ほとんどそれと気づかずに日を送っている」
「真っ先に片づけるべき仕事に、思い切って着手するということが大切です。次に大切なことは、一度着手した仕事は一気呵成にやってのけるということです。同時にまた、仕上げはまず80点級というつもりで、とにかく一気に仕上げることが大切です。」
「一日は一生の縮図なりを心中つねに忘れないで一日一日の生涯の充実を期せねばならぬ」
「人間は自己を築くのは自己以外にないということを改めて深く覚悟しなければならない」
「すべて物事というものはそのときその場で時を移さず処理するのが手軽でもありまた結果からいってもその方が労少なくして効果の多いものです」 -
○人間としての軌道3箇条
・毎朝親にあいさつ
・親御さんに呼ばれたら「ハイ」
・履き物揃え・立ったら椅子をきちんと入れる
○真面目とは、真の面目
○40を過ぎたら、1冊の本を書く覚悟
○幸福とは現実の生活の意味をかみしめ味わうというところに生じる感謝の念 -
知る人ぞ知る森信三先生!
自己啓発の勉強していくと必ず出逢うのが、この人です!
『人生二度なし』
『人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。
しかも一瞬も早すぎず、一瞬も遅すぎない時に』
たくさんの素晴らしい言葉を残しておられます!
修身教授録は、教育者になろうとしている学生に対する授業録ですが、一般の人が聴いても、今の我々が聴いても、心に響く素晴らしいものです!
是非読んでみて下さい!