自分さがしの瞑想: ひとりで始めるプロセスワ-ク

  • 地湧社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784885031359

感想・レビュー・書評

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  • ・人間の本性は悪だという信念を持つと、戦いが始まります。
    ・人間の本性は悪であるという好戦的な信念を持つと、でごとの原因を探し、それを解決しようとしていくので、できごとの背後にある潜在的な目的を見逃します。
    ・因果関係で見ていくと、もうひとつの問題が出てきます。それは、自分の期待に添わないものは嫌いになるということです。
    ・エッジをとらえる
    ・一次プロセスは、自分が気づいているプロセスであり、二次プロセスは、犬が吠えるとか、突然耳の中で声が聞こえてくるとか、胃が痛む、というように、偶然自分に起こってくるように思われるプロセスです。

  • 前々からよみたく、ブックオフオンラインでやっと入手
    とりあえず読み終わったというかんじ。これをベースに瞑想するのは一苦労しそう。
    日々是瞑想ということで、只管打坐にも通じるものがあるかなと。

  • 「自分さがしの瞑想」。なんて、うんざりするタイトル。

    が、原題は、”working on yourself alone"で、「自分さがし」というニュアンスはない。そういう確固たる「自分」みたいなものがあると考えないのが、プロセスだからね。

    というタイトルの酷さに眼をつぶれば、これは、もっとも分かりやすく共感できるプロセスワーク入門だ。タイトルが示すように、一人でやるインナーワークが中心になっているが、プロセスワーク全体が見はらせるようになっている。

    と偉そうに書いているが、ミンデルの本は、これで5冊目くらい。

    でも、ここから読み始めれば、他の本も、もう少し分かりやすかったかなと思った。

    特に、冒頭部分の西洋的な瞑想と東洋的な瞑想の違いからスタートする部分は、スコンと腑に落ちたし、最後のQ&Aの部分も、実によく理解できた。 

    そうか、プロセスワークの瞑想は、「悟り」という状態を求めるものでなく、「気づき」(Awareness)という自分や世界のプロセスを意識することなんだな。このawarenessが最も発達した段階が、覚醒か。

    つまり、ブッダ=「目覚めた人」というわけか。

    ブッダは、永遠の悟りを得たのではなく、すべてのプロセスに対してオープンな覚醒を得た人だったのかな。

    なんて、思った。

  • 気になっていたプロセスワークのことがちょっとずつ分かってきた手ごたえ。ちゃんと感じること、考えることを大切にしていきたい。

  • コーチングやる人は必読だと思う。
    自己成長のための手引き

  • プロセス指向心理学を確立したアーノルド・ミンデルのプロセス瞑想の実践本。ミンデルの本はどれを読んでも心が落ち着きます。

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著者プロフィール

プロセスワーク、ワールドワークの創始者。マサチューセッツ工科大学大学院修士課程終了(論理物理学)、ユニオン大学院Ph.D.(臨床心理学)。ユング心理学、老荘思想、量子力学、コミュニケーション理論、市民社会運動などの知恵をもとに個人と集団の葛藤・対立を扱うプロセスワークを開発。世界中の社会・政治リーダーやファシリテーターの自己変容を支援している。著作に『対立を歓迎するリーダーシップ』(日本能率協会マネジメントセンター)、『ワールドワーク』(誠信書房)、『プロセス指向のドリームワーク』(春秋社)など多数。

「2022年 『対立の炎にとどまる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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