瀬戸際の渓魚(さかな)たち

著者 :
  • つり人社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784885364075

作品紹介・あらすじ

追いつめられたヤマメやイマナなどの渓魚だち。フライフィッシャーが訴える魚たちの現状と未来。

感想・レビュー・書評

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  • 2018/6/28購入

  • 山女魚は賢く美しく、岩魚は無垢でたくましい
    雑誌「フライフィッシャー」に連載されていたものを抜粋してまとめた本です。日本各地の主にヤマメ(山女魚)やイワナ(岩魚)を紹介しています。

    釣りや魚に興味のない人も、美しい渓流と魚の写真集だと思って眺めてもらえると、そのうち、日本の自然の豊かさ、それがもたらす多様性を感じることができる本だと思います。また、それらがすでに失われたり、危機に瀕していることも。

    この間、秩父で沢登りをしていると、関東にはいないはずのアマゴが・・・。聞いてみると、昔、周辺に金山があって、山師たちが食料用に放流したアマゴの子孫なんだとか。

    何て話を聞くと、ワクワクしません? しないか・・・。しちゃった人にはオススメです。

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著者プロフィール

日本を代表するフライフィッシャーであり、同時に水辺の自然科学の探求者でもある。北里大学水産学部を卒業したのち、フリーランスのライター兼フォトグラファーとなる。著書に『フライフィッシング』立風書房、『ロッキーの川、そして鱒たち』つり人社、『瀬戸際の渓魚たち』つり人社、「いわな 川と森の生きものたち』ポトス出版ほか多数。

「2020年 『鱒虫釣人戯画 ストリームスケッチ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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