ネオKGB帝国: ロシアの闇に迫る (ユーラシア選書 12)

著者 :
  • 東洋書店
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 7
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784885958014

作品紹介・あらすじ

プーチン=ツァーリ(皇帝)ではない!プーチンからメドベージェフへいたるロシアの政治を、「合法的暴力装置」(マックス・ウェーバー)としての軍・警察・治安機関に注目し、その複雑な権力構造の推移を精緻に分析する。メドベージェフが行おうとしている「捜査・予審機関」の改革とは何なのか?「ネオKGB帝国」が構築されつつある最新のロシア情勢に迫り、今後の展望も示す。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 内向きにも外向きにもスパイを活用して実績をあげたのはアンドロポフ。ただしロシアではアンドロポフがソビエト体制を破壊せずに改革させた人物として神話化されている。このためプーチンはアンドロポフと同じ役割を果たすことを求められている。国家運営能力を強化し権力体制を債権させることがプーチンの課題となった。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1956年生まれ。評論家。一橋大学大学院経済学研究科修士課程修了。学術博士。朝日新聞モスクワ特派員、高知大学准教授を経て今に至る。
著書に、『ロシアの軍需産業』『「軍事大国」ロシアの虚実』(岩波書店)、『パイプラインの政治経済学』(法政大学出版局)、『ウクライナ・ゲート』『プーチン3.0』『ウクライナ3.0』『復讐としてのウクライナ戦争』(社会評論社)など多数。

「2023年 『ウクライナ戦争をどうみるか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

塩原俊彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×