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- Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
- / ISBN・EAN: 9784886217721
感想・レビュー・書評
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警察・刑罰を物部の本来の職掌と見る。軍事や祭祀はそこからの派生。
物部守屋の「阿都家」を麁鹿火以来の事実上の本拠地とするが場所は大和国城上郡。河内国渋川郡とする通説とは異なる。ただし物部氏発祥の地は河内国。守屋が滅んだのも河内国渋川郡。
つまり、守屋は蘇我氏と対立して大和の阿都へ引っ込み、しかし最後の軍事対決は(どうやってか橿原市曽我町付近の蘇我氏の基盤地をすり抜けて)河内で迎えるという、不自然な筋書きになるという。
通説のほうが正しいだろう。
既存の物部氏本のなかではかなりまともなので、関裕二とか買わずにこっちを買おう。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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