- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784886561862
感想・レビュー・書評
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武士道を体現した人として、乃木希典の右に出る者はいないと思うし、この本以上に武士道をわかりやすく表現している本はないと思う。司馬遼太郎「坂の上・・・」で愚将の極み的な書き方をされていることに対し、そんなはずはないと思っている人にぜひ読んで欲しい。質素の意味についても深く考えさせられる。やっぱり日本人であれば、目指すところはここだよな。
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司馬遼太郎の「坂の上の雲」で乃木大将はひどく書かれている、二〇三高地の攻撃で満州軍総参謀長児玉源太郎が乃木の無能な軍司令官ぶりにあきれて旅順にやって来た云々。この本では全く違うと書かれている。読むにつけ、沢山の部下を失って、死体の山を築いてしまった事は事実であるが、それは日本軍の兵力、火力をロシアと比べれば止む終えなく、攻める側は被害が多くなるのも止む終えない事であると知った。乃木は無能ではないと思った。むしろ人として部下を思う武人。戦後も天皇陛下と謁見した時に「沢山の兵士を失い、この上は割腹して罪を陛下に謝りたい」と言うほどの人である。実際天皇崩御の後、割腹して果てている。最後の武士道、武士だったのではないか。再び今の時代に忘れてはいけない人かもしれない。
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乃木神社と隣接してる旧乃木邸へ行ったときに購入した本です。<br>
学習院の院長だったころの乃木さん<br><br>
白いフンドシいっちょでこっち見て笑ってる写真が記載されてゐる<br><br><br>これはヤバい…<br><br>いろんな意味でやばい好きだ愛してる<br>