米山勇の名住宅観賞術

著者 :
  • TOTO出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887063198

作品紹介・あらすじ

建築史家米山勇が17人の目利きとともに見所をわかりやすく指南。明治から戦後の名住宅の世界。

感想・レビュー・書評

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  • けんちく体操から米山先生に関心を持ち、購入。こうした視点があるから、けんちく体操もユニークな活動になっていると感じる。どれもじっくり見てみたい建物ばかり。建築を学んで来なかった私には用語解説も勉強になります。

  • 建築史家の著者が、さまざまなゲストとともに日本中の名住宅を訪れて独自の目線で紹介する一冊だ。
    旧岩崎邸などの明治の邸宅から、現在は美術館になっている朝香宮邸(東京都庭園美術館)、原邸(原美術館)、最後には代官山ヒルサイドまでさまざまな年代、建築家の住宅が紹介されている。
    どこも有名な場所ばかりで建築が好きな人ならば知っている住宅だけれども、豊富な写真や、大胆で主観的な鑑賞の仕方が面白く、楽しく読んだ。

    代官山ヒルサイド、何度も行ったことがあるけれどまさか地主さんの住宅があって、集合住宅ではなく普通に「家」として住んでいる人がいたとは。驚いた。

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著者プロフィール

建築史家。1965年東京都生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科博士後期課程修了、工学博士。日本学術振興会特別研究員、早稲田大学非常勤講師、日本女子大学非常勤講師などを経て、現在は江戸東京博物館研究員。建築の魅力を広く伝える講演・啓蒙活動を実践、2013年日本建築学会教育賞(教育貢献)受賞。日本銭湯文化協会理事。専門は日本近現代建築史、江戸東京の建築・都市史。
主な著書:『けんちく体操』、『時代の地図で巡る東京建築マップ』(ともに共著、エクスナレッジ)、『米山勇の名住宅鑑賞術』(TOTO出版)、監修:『日本近代建築大全 東日本篇・西日本篇』(講談社、監修及び執筆)、『世界がうらやむニッポンのモダニズム建築』(地球丸)など。

「2021年 『写真と歴史でたどる日本近代建築大観』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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