地球のごはん 世界30か国80人の“いただきます!”

  • TOTO出版
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本棚登録 : 271
感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887063242

感想・レビュー・書評

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  • 摂取カロリーが低い側に、太っている人が多く、摂取カロリーが多い人たちは実はそれほど太っていない。
    よく考えれば、太っていると自覚している人はそれを何とかしようと考えるので、当たり前のことなんですけどね。
    日本から紹介されているのは、力士時代の雅山。
    摂取カロリーは少なめです。

  • 各国の様々な人の食事がわかる内容なのだが、
    いかんせん、食材だけのと完成品と、
    バラバラなのが気になった。
    材料だけだとどういう料理かわからないし、
    完成品は食材がわからない。
    しかし、サプリメントがこうも浸透しているのには
    驚いたなぁ。

  • 日々の献立を考えるのは、はっきり言って面倒くさい。料理の
    レパートリーは必ずしも多くはない。それでも外食するより、
    自宅で食事をする方が好きだ。

    例えそれが卵かけご飯や納豆ごはん、インスタントのお茶漬け
    なんて言う簡単なものでも。

    世界のいろんな国・地域の、普通の人たちの普段の1日の食事
    を写真と文章で紹介しているのが本書だ。

    1日の摂取カロリー別の構成になっており、800kcalのマサイ族
    の牛追いの女性から、12300kcalの間食の多いイギリスの母親
    まで。

    単にその日に食べた物の写真だけではなく、文章ではその人の
    職業についてや「食」へのこだわり、文化的背景などを綴って
    いる。

    職業も様々だし、食事の内容も多彩だ。一番最初に登場るす
    マサイ族の女性や国の保護を受けている人のように「食」の
    選択肢が限られている人もいれば、好きな時に好きな物を
    好きなだけ食べられる環境にいたアメリカの女の子がダイ
    エット合宿で摂る食事や、ダイエットの為の手術をする為に
    食事制限をしている男性等の特殊な例もある。

    80人の紹介の間には「食」に関するエッセイも掲載されており、
    読み物としても楽しめる。特に「食に関するタブー」「料理の
    終焉」は興味深いテーマだった。

    各章、ご本人と1日分の食事の写真が掲載されているのだが、
    惜しむらくは調理後のものと素材だけのものがあるのが残念。
    だって、素材だけだとどれが朝食でどれが昼食でどれが夕食
    なのか区別がつかないのだもの。

    海外の日常食って料理名だけでは想像がつかないものが結構
    あるので、出来ればすべて調理後の写真で見たかった。

    タイトルだけで衝動買いした大型本。連休で外出予定のない
    時に家で読むのがぴったり。普段の出勤日に電車の中では
    広げられないものな。

    尚、本書は続編らしい。この前に『地球の食卓』という作品
    が出ている。こっちも欲しいな。

  • 食や生活について考えさせられる一冊でした。

  • 世界30か国80人の普通の人々の「ごはん」を取材したものです。1日の総摂取カロリー順に取材対象者を紹介しているのが特徴で、身近な食生活から貧富の差やグローバル化を感じ取ることができます。

    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 2014.9.23市立図書館
    「CREA」本の特集で、長尾智子さんの紹介している3冊のひとつ『地球の食卓 世界24か国の家族のごはん』の続編。「家族の一週間分」の続きは「個人の一日分」、各地のさまざまな職業の人々のデータがカロリー順に並んでいる。世界の多様性に目を開かれるし、1枚の写真、一人分の記録からでもからいろいろなことを考えることができる。地図帳や図鑑と同じように、本棚にいつもあって、大人もこどももつれづれにながめて楽しめるタイプの一冊。

  • 383.8

  • ★★★★★
    世界30か国80のごはんです。
    今回はカロリー順に並べられていたのですが、カロリーというものをあらためて意識させられました。
    なんとお相撲さんのご飯よりもカロリーの高い食事を食べている人が結構いてるのです。そんなに量は多くみえないのに。また、見かけよりカロリーがあるなあてのも。同じ国に住んでいてもこれだけ違うのだなあとか。
    穀物の偉大さ(穀物がなければ私たちはもっと飢餓に悩まされていたと思う)、ジュースやジャンクフード、油脂のカロリーについても並べられた食品をみてふむふむと。
    世界の文化やいろんなお仕事、お国事情、間に挟まれるコラムでは「食べる」ことについて様々な角度から。
    地図帳を片手にじっくりと読みたい。
    紛争地域に住み取材後拘束され、連絡のつかなくなっている人がいらっしゃいます。テーブルにひろげた食事を前に笑顔でくつろいだ写真です。どうぞ、無事にまたテーブルにつくことができますように。
    (まっきー)

  • それぞれの食事を見て楽しむだけでなく、個々の生活を垣間見ることができた。

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