- Amazon.co.jp ・本 (84ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887063808
感想・レビュー・書評
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12ページ、見えたり見えなかったり、すみっこ。
13ページ、家人の気配やつながっているという感覚→樹ガラス
13ページ、機能だけでなくこんな体験ができる→プリズム
15ページ、見える場所と隠れる場所の組み合わせ
15ページ、閉じこもりたいわけではなく、みんなが見えて、声が聞こえるくらいの場所で隠れていたい
55ページ、空間がよりインタラクティブになっている。自分なりに意味を再編成して使える家は、ある種現代的詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小さな本だが端的に藤本さんが考えてきた建築への考えが近作までの流れを通して語られている
20世紀までの建築の考えを、藤本さんのオリジナルのフィルターで一新できないか提案して来られたことがわかる
感覚的でもあるしロジカルでもある藤本ワールドを気軽に触れられる一冊 -
藤本壮介 彼が作る構築物のデザインは斬新である。
直線的であり、三角屋根が好きである。
ガウディの建築物に興味を持ち、建築を目指すことようになる。
大学で、ルコルビュジェを学ぶことで、ルコルビュジェの偉大さを知る。
チャンディガール ルコルビュジェは開いている。
「建築を自分はどう捉えるか」
人間が誇りを持って仰ぎ見ることができるけど、決して押しつぶされないというスケールの建ち方をしている。
モダン建築以降の大きな変化は、デジタル的なもの、コンピュータ的なもの。
そのことによって、新たな空間感なり、身体感が出てこざるを得ない。
「エコロジカルな思考」「情報的な思考」は、繋がっている。
複雑性と自然性と身体性の新しい秩序。
「人類の深い何かに届く」建築を作り上げていく。
ポストモダン から ポストポストモダンの新しい建築家の誕生。