社会福祉の援助観: ストレングス視点・社会構成主義・エンパワメント

著者 :
  • 筒井書房
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887203358

感想・レビュー・書評

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  • 筆者も言っているが、日本語にはなじみにくい「ストレングス」の視点について、様々な角度から光を当てて、その重要性を論じている。ソーシャルワーク関係の本では、メディカルモデルに対してのストレングス視点の重要性などがさらりと触れられていることが多いが、この本は、関連する概念も含めて、丹念に論究している。日本語で読めるストレングス視点の論の中で、本書はその出発点となるほど、重要だと思う。このような本が出版という形で世に流布されていることに、著者並びに出版社の方に感謝したい。

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著者プロフィール

狭間香代子(はざま かよこ)
第8 章 「制度のあいだ」と伴走型支援
おわりに(後半)
関西大学人間健康学部教授 博士(学術)
専門はソーシャルワーク実践論、社会福祉学。ソーシャルワークにおける実践と理論との
関係、支援における基本的視座としてのストレングス等についての研究。
【著書・業績】
『社会福祉の援助観──ストレングス視点・社会構成主義・エンパワメント』(単著)筒井書房,2001 年
『ソーシャルワーク実践における社会資源の創出──つなぐことの論理』(単著)関西大学出版部,2016 年
『〈縁〉と〈出会い〉の空間へ』(共著)萌書房,2019 年 など

「2021年 『ポスト・ソーシャル時代の福祉実践』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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