天文学の歴史 ビジュアル版

著者 : ヘザー・クーパー ナイジェル・ヘンベスト 日暮雅通

• 東洋書林 (2008年11月1日発売)

作品紹介・あらすじ

先史時代から現代の天体物理学にいたる、人類の探求心の成果を迫力のフルカラー写真で紹介。

感想・レビュー・書評

[ちゃりさんの感想 · 2023年8月14日]

いわゆる図鑑だが、日本製の一般的なそれより若干大きい。
そのようなサイズの書籍に特有の、大きい、重い、光沢で文字が見にくいなどの欠点を差し置いても大変おもしろかった。

天文学はおそらく信仰と共に生まれ、占星術とともに育った。
キリストの誕生に訪れた東方の三博士はおそらく天文学者つまりは占星術師であっただろうという知見は初めて得た。文明が根付いた場所によって学問の方向性が決定づけられるのではないかという考察も。

あえて難を言えば、現代以降の固有名詞に戸惑ったことで、説明が足りないと感じた。近代以前の固有名詞についてはそのように感じなかったので、個人的な知的事情に由来するものと思われる。

[金城学院大学図書館さんの感想 · 2022年5月27日]

【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/

[城西大学水田記念図書館さんの感想 · 2015年1月9日]

展示期間終了後の配架場所は、開架図書(3階) 請求記号 440.2//C89

[katie1223さんの感想 · 2013年9月6日]

絵がきれいだった。天文は案外実学だな。