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- Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887218017
作品紹介・あらすじ
人身売買の悲惨を静かに物語るフルカラーの刺激的史料集成。3万数千の基礎データを可視化した交易マップを中心とする228点にも及ぶ驚異の視覚資料と、植民地時代の「体験談」や「商品」報告などの稀少な文献数十を一挙に公開。
感想・レビュー・書評
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太田市図書館で読んだ。10,450円もする本を購読できるわけがない。借金のかたに奴隷にされるよりも、捕獲源は、戦争、侵略、誘拐を含む暴力である。人を人と見ていない人達だからこそできる所業である。
一方で、アフリカ側の問題として、侵略で奪い尽くした後に残る人間の処分、及び一夫多妻制によって無計画に増えすぎる人口増加を抑制するために行われた政策とも取れる。
1501〜1866年までで推計1,070万人以上もの奴隷が運ばれた。(途中死亡した奴隷を含めれば、死亡率15%として1,250万人くらいか)
貴重なリアル文献が豊富に掲載されている。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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