のはらうた 4: くどうなおことのはらみんな

著者 :
  • 童話屋
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (153ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887470132

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  • 「あめふりぼっこ」
    「ひなたぼっこ」

    海も山も、のはらで繰り広げられるお祭り感が満載。

    「カタヅケのうた」
    「なつまつり」

    のはらでどうぶつたちがポーズを取ったり、踊ったり、
    好奇心をわくわくさせながら歌っているのを創造して、
    ほっこりする。

  • 今回は野原の仲間だけではなく、海の友達の作品も収録。

    “……そう、「のはら」って うみにも そらにも いや うちゅうにも わたしたちの こころのなかにも あるんじゃないかしら。”

    野原って、壮大じゃないし荘厳でもない。
    ほどほどっていうか、身の丈っていうか、ようするに、ほうっと心を解放できる場所ってことなのかしら。

    “ぷるぷる・ぷにぷに   こねこまりこ

    ひげのさきが ぷるぷるしたら
    あしのさきまで ぷるぷるします
    そうです さんぽの あいずです

    わたしは あくびをひとつして
    あしのうらの
    はなびらもようの はんこを
    ぷにぷに おして あるきます

    ぷるぷる したら
    ぷにぷに あるく
    これが わたしの
    たのしみです”

    人間の足の裏に花びら模様のはんこがないのが、つくづく残念。
    ぷにぷに押して歩いてみたい。

  • 何かに成り代わって詩を詠む。
    それは自由な発想のようだけど、実際どうなんだろうか。
    その存在の典型的なイメージに縛られている気もしてきた。
    何かに成り代わって詩を詠むことは、自分のイメージに枠をつけていることになるのかもしれない。

  • ≪県立図書館≫

    へびいちのすけの、「だっぴ」がよかった。
    かわいかった。

  • 心が洗われるようなかわいらしい野原のこえがつまっています。

  • 本の体裁が可愛い。植物・動物目線の詩集が面白く人にも相通じます。

  • 「のはら めぐみ」「こえだ かくたろう」、そんな野原の住人の声を詩にして集めた様な、楽しいけれどもそれだけではない、大人の心にも響く詩集です。

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著者プロフィール

台湾生まれ。お茶の水女子大学中国文学科卒業。女性初のコピーライターとして活躍した後、詩人・童話作家に。『てつがくのライオン』(絵・佐野洋子)で日本児童文学者協会新人賞、『ともだちは海のにおい』でサンケイ児童出版文化賞受賞。野原の生き物や自然が躍動する詩集『のはらうた』は、子どもたちに愛され、ロングセラーとなっている。『ねこはしる』『まるごと好きです』など、多くの詩集・絵本・エッセイがある。

「2020年 『女声(同声)合唱とピアノのための いのちへのオマージュ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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