- Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887470811
感想・レビュー・書評
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封建的な、男女の時代を生きた人だ。
さすが谷川俊太郎が編者であって、母の務め、妻の務めを終えた、ちゃぶだいで書かれた詩や短章であるという情感が、素晴らしい。ということを伝えたいのが、よく判る。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
永瀬清子さんの詩集で、文庫本サイズです。
題名のだましてください言葉やさしくや諸国の天女、あけがたにくる人よ、が収録されています。
明治の終わりに生まれた人なので、戦争に対してやこの頃の男女の世間での扱われ方、夫に対して、母としての詩が多めです。
この頃の女や女詩人として思い渦巻く気持ちが伝わると思います。
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これは詩集です、永瀬清子・・・未知の詩人、ただ、このタイトルにビビッと感応したのですが・・・・・たとえば64頁目を読んで、少しただならぬものを感じ始めるとしたら、どうなのだろうか? 何のために? (焔に薪を) 我々は何のために来たか。 人のために何かをさし出すためである。 私は何も他のことを知らず ただ詩によって何かをさし出すためである。 私を食え、食いちぎれ。 (後略)
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《図書館》【再読】旦那に言われたことで、傷つかない。ただ、突然死されたのが、ショックだった。
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詩集です。この童話屋のまとめ方がナイスでした。
40代に入った、今読むから、良いのだろう。 -
2009.6.12