よるとひる

  • 童話館出版
3.52
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本棚登録 : 195
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887501041

感想・レビュー・書評

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  • マーガレット・W・ブラウンと、レナード・ワイスガードによる黄金コンビの絵本。

    意外にも評価が低くて驚いています。
    ビジュアル的にとても美しいでの、飾っておきたい絵本とでも言えば良いでしょうか。

    昼間が好きな白猫と、夜が好きな黒猫とが、それぞれの時間を体験します。

    翻訳された方の腕の冴えというか、元がそういう表現なのか、とにかく美しい描写が続きます。
    まるで詩のような昼と夜の世界です。
    昼を知らないひとに、昼をどう伝えられるか、夜を知らないひとに夜をどう教えられるか、
    しばし悩んでしまいました(笑)たぶん、どちらも全く出来ないでしょう。

    夜の魅力を知った白猫は、黒猫とともに夜のしじまのなかを歩き回るという終わり方ですが、
    これは当然とも言えます。
    猫がおうちにいるひとなら、すぐ納得できますよね。

    白と黒と黄色の絵が、裏表紙まで美しい一冊です。

  • 昼が好きなねこと、夜が好きな猫
    お互いにそれぞれの時間を案内する
    最後は昼の好きな猫も夜が好きになって、昼間は寝て、夜活動するようになる。

  • 息子7歳0ヵ月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。

    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    何度も読む(お気に入り)
    ちょうど良いボリューム 
    その他 

    他者の存在を認める、お互いを認め合うことの大切さ。
    見えないモノを見る、認識する。


    息子には難しかったかな。

    不思議なお話でした。

  • 思っていた内容とは全然違ってた。
    黄色と黒の世界。
    古めかしい表現もあるけれど、それはそういう世の中だったのだから仕方ない。
    ネコはやっぱり夜行性ってこと?

  • 昼を愛する白猫と夜を愛する黒猫。昼も夜もどっちもいい。なんて健全なお話ではなく、白猫は夜の魅力に引き込まれる。これが人間のサガなのか。

  • https://www.youtube.com/results?search_query=wise+brown+night+and+day+margaret&sp=SADqAwA%253D

    暗がりの方がものごとは生き生きして見える。

  • 日本語が美しく読み聞かせていて耳に心地よいです。よるの世界観がステキ!

  • マーガレット・W・ブラウンと、レナード・ワイスガードによる絵本。
    原題「NIGHT AND DAY」

    よるが好きでよるだけ活動する黒猫と
    ひるが好きでひるだけ活動する白猫の話。
    白猫がよるのよさを知り、よる派に変わる。
    よるのよさがこれまた、しっとりしていて、すばらしい。
    こういうところまで、目が行き届くといいな~と。

  • なんとも不思議な雰囲気のお話。
    夜行性のくろいねこと、昼行性のしろいねこのお話。
    お互いの日常を体験して、結局しろねこが夜行性になるのね(^^;;

  • なかなか深い本ですよー by あそら

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著者プロフィール

1910年、アメリカ・ニューヨーク州で生まれる。4つのペンネームも使って100冊を超える作品を世に出した。現在まで出版されつづけ、親しまれている絵本も多い。邦訳作品は『おやすみなさい おつきさま』(評論社)、『ぼくにげちゃうよ』(ほるぷ出版)など多数。レナード・ワイスガード絵のコルデコット賞受賞作『ちいさな島』(童話館出版)と同銀賞作『まいごになった子ひつじ』(長崎出版)は、ゴールデン・マクドナルドというペンネームで書かれている。1952年没。

「2023年 『こねこのさがしもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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