- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887501041
感想・レビュー・書評
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マーガレット・W・ブラウンと、レナード・ワイスガードによる黄金コンビの絵本。
意外にも評価が低くて驚いています。
ビジュアル的にとても美しいでの、飾っておきたい絵本とでも言えば良いでしょうか。
昼間が好きな白猫と、夜が好きな黒猫とが、それぞれの時間を体験します。
翻訳された方の腕の冴えというか、元がそういう表現なのか、とにかく美しい描写が続きます。
まるで詩のような昼と夜の世界です。
昼を知らないひとに、昼をどう伝えられるか、夜を知らないひとに夜をどう教えられるか、
しばし悩んでしまいました(笑)たぶん、どちらも全く出来ないでしょう。
夜の魅力を知った白猫は、黒猫とともに夜のしじまのなかを歩き回るという終わり方ですが、
これは当然とも言えます。
猫がおうちにいるひとなら、すぐ納得できますよね。
白と黒と黄色の絵が、裏表紙まで美しい一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
昼が好きなねこと、夜が好きな猫
お互いにそれぞれの時間を案内する
最後は昼の好きな猫も夜が好きになって、昼間は寝て、夜活動するようになる。 -
息子7歳0ヵ月
息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。
〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯
〈子〉
何度も読む(お気に入り)
ちょうど良いボリューム
その他
他者の存在を認める、お互いを認め合うことの大切さ。
見えないモノを見る、認識する。
息子には難しかったかな。
不思議なお話でした。
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思っていた内容とは全然違ってた。
黄色と黒の世界。
古めかしい表現もあるけれど、それはそういう世の中だったのだから仕方ない。
ネコはやっぱり夜行性ってこと? -
昼を愛する白猫と夜を愛する黒猫。昼も夜もどっちもいい。なんて健全なお話ではなく、白猫は夜の魅力に引き込まれる。これが人間のサガなのか。
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日本語が美しく読み聞かせていて耳に心地よいです。よるの世界観がステキ!
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なんとも不思議な雰囲気のお話。
夜行性のくろいねこと、昼行性のしろいねこのお話。
お互いの日常を体験して、結局しろねこが夜行性になるのね(^^;; -
なかなか深い本ですよー by あそら