こぶたくん (こぶたくんのおはなしシリーズ 1)

著者 : ジーン・バン・ルーワン 三木卓

• 童話館出版 (1995年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ayaさんの感想 · 2021年5月27日]

こぶたくんの家族との、くすっと笑えて心温まる話に、親としても癒されます。

こぶたくん兄妹がいたずらばかりして、お母さんが泣いてしまうお話。
こぶたくんが妹に自分のおもちゃを渡したくなくていじわるをし、泣かせてしまうお話。

よくある「美しい母親像・兄妹愛」の描かれた絵本を読んでいる時って、子どもに怒ってしまったりイライラする実像の自分に罪悪感を抱きやすい。
しかし、こぶたくんの家族はあくまで「そのまま」の生身の姿で描かれていて、思わず「分かるよ、お母さん」と声をかけたくなってしまう。

一生懸命子育てをして、子どもを大切に思って、だからこそ怒りや悲しみの感情も湧いてきて、子どもが寝た後に「ごめんね」と謝って。
そんな、毎日がんばっている親御さんにこそ読んでほしい1冊。

[So’s momさんの感想 · 2023年12月16日]

面白い！小話がいくつか入ってるんだけど、どれもクスッと笑える。親子愛も描かれていてほっこりする。絵が少なくて絵本というよりは児童書といった感じだけど、５歳の息子も大受け！小学校低学年でも十分楽しめそう。また借りたい！

[さんたんさんの感想 · 2023年10月16日]

学校サボりがてらでブラブラしていて図書館に来た。昔からずっと絵本が好きだったので久しぶりに絵本を読んで懐かしんでいたら超絶懐かしいこぶたくんを発見して思わず読んでしまった。家族のあたたかいストーリーに心があたたかくなった。

[うちゅうのこどもさんの感想 · 2023年5月19日]

図書館本。毎日毎日、本当に長女は本をよく読む。長女は他にも読んでいるのだけど、私の伴奏と記録が追い付かない。トホホです。