マンダラ発光: 杉浦康平のマンダラ造本宇宙

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  • Amazon.co.jp ・本 (137ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887522442

感想・レビュー・書評

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  • 3年前に、札幌のグランドホテルのギャラリーに、「マンダラ発光」という杉浦康平さんの展示がきてて、それにやられて、二度見に行ったことがあって。 https://twilog.org/choku70/search?word=%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A9&ao=a そんな記憶が、西野の古本屋「古本珈琲日曜日」で激しく湧き上がってきたのがこの一冊。マンダラの豪華本、「ヴィーナスの誕生」「ボッティチェリの春」の豪華本、写真集や詩集などの一連の豪華本と、巻末のエッセイが詰まった一冊。この並びでルネッサンス絵画は斬新かと思ったけど、きちんとした構造が読み解かれていてよみふける。マンダラはもう、ただただ、眺めて、とろけそうになる。展覧会のことを思い出しながら。精緻に構造が読み解かれていて、ただただ読みふける、幸せな一冊でした。

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著者プロフィール

杉浦康平(すぎうら こうへい)
1932年、東京生まれ・東京芸術大学建築学科卒。グラフィックデザイナー。
現在、神戸芸術工科大学名誉教授、同大のアジアンデザイン研究所所長を歴任。2011年秋、それまでの半世紀余にわたるデザイン作品の寄贈先である武蔵野美術大学美術館・図書館が「杉浦康平・脈動する本」展を主催。ブックデザインの集大成といえる作品群が一堂に会した。引き続きデザインアーカイブ特設サイト「デザイン・コスモス」が構想され、2021年に公開。主な受賞に、1997年の毎日芸術賞および紫綬褒章、2019年の旭日小綬章がある。
主著に、万物照応劇場シリーズ『日本のかたちアジアのカタチ』(三省堂)、『かたち誕生』(日本放送出版協会)、『宇宙を叩く』(工作舎)がある。また、本書『本が湧きだす』を含む「杉浦康平デザインの言葉」シリーズは、2010年『多主語的なアジア』(工作舎)から刊行をスタートした。2014年には、ダイアグラムと時間をテーマに『空間のシワ・時間のヒダ』(鹿島出版会)ほか、多くの著作がある。

「2022年 『本が湧きだす』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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