君と会えたから・・・ (喜多川 泰シリーズ)
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2006年7月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887594807
作品紹介・あらすじ
感動の自己啓発ノベルス!
ファンタジー小説仕立ての自己啓発書『賢者の書』の著者が美しくもはかない初恋の物語に託しておくる懇親のメッセージとは?
将来に対する漠とした不安を抱えながらも、自分のやるべきこともやりたいことも見つけられずに何もせず、無気力に過ごしていた平凡な高校生の僕のもとに、ある夏の日、美しい女の子がやってきた。そして、彼女から、その後の僕の人生を変える教えを聞くことになる。いつしか彼女に恋心を募らせていた彼の前に次第に明らかになっていく彼女の秘密とは……
感想・レビュー・書評
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「人間いつ死んでしまうかなんて分からない」
ということを言葉でも分かっているつもりでも、
明日が来ることを前提に生きている自分がいる。
だからと言って、「明日死ぬ」という前提で生きるのも難しい。
だからこそ、
今日を生きているという素晴らしさに感謝して、
今日一日を精一杯生きる
そんな日々の繰り返しが、
自分らしい人生のための糧になると、そう教えてくれました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自己啓発本だけど、小説仕立てで非常に読みやすい。17歳の主人公の少女のひと夏の中に、豊かな人生を送るための大切な教えが溢れています。
この本は、1度読んだだけで終わってしまっては勿体ない。何度も読み直せるよう手元に置いておこうと思います。
特に、ギブアンドテイクリスト。これは特に心に残りました。つくってみよう。
自分の成長になるかとか、自分の軸ばかりで生きてしまっていた自分に気が付いて、人のために何ができるか考えてみようと思いました。 -
【今この瞬間がターニングポイントだとしたら】
本書でも、喜多川先生の物語の中にある人生に活かせる学びがたくさんあり、定期的に読み返す本の一冊です。
人生にはいくつかのターニングポイントがあって、後々になって「あの時の〇〇が」となることは多いかもしれないが、人はいつかは死ぬがいつ死ぬかは誰にもわからないということだけが唯一約束されている中で、今この出会いや経験の一つ一つが自分自身の人生を作り上げているということは間違いない。ある先生の同じ授業を受けていても、人生が変わる人もいれば毎週定期でやってくる一コマでしかない人もいるし、上司からの何気ない言葉で仕事のパフォーマンスが大きく変わり大成する人もいれば、お節介だなと思って聞き流す人もいる。
でも、大事なことはその一瞬一瞬が、かけがいのないものであり感謝の心を持って接することができているのか?そんなことを問われているような一冊でした。
最後の展開は予想できませんでしたが、ぜひ将来を考えるという帰路に立っている高校3年生や就活生には読んでほしい一冊です。 -
4.8
凄く良かった。
あまり事前情報入れず、普通の小説と思って読み始めましたが、ちょっと趣向が違っていました。
小説タッチのビジネス書というか自己啓発書といった内容とも言えるかも。
小説の内容自体もテンポ良く読みやすかったし、ちゃんと伏線の回収もあります。 -
自己啓発ノベルスと知らずに読み、読み終えてからこのようなジャンルもあることを初めて知った。
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読む手が止まらなかった
決まっているものは、人はいつか死ぬということだけ
明日当たり前に来ると思うな
この本に書いてある大切な言葉を目に触れるところに書き記して、今を生きたいと思う
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明日があるとは限らない。
自分のやりたいこと、なりたいもの、言ってみたいとこ…全てが叶うとしたら何をしたいか。
人生は必ず達成したいものを達成できるようにできている。そのためにはどんなに遠くても一歩一歩着実に歩むことだ。
この本からは本当に多くのことを学びました。
運転者と一緒によんで、人にしてあげたいことをしてとことん運を貯めて次世代に引き継いでいきたい。
今日できることを考えて行動する。
そんなことで頭がいっぱいになるほど考えさせられています。
喜多川さんの本で『人生とは』というものが段々と見えてきたのと、自分の『人生』をどう使いたいのかを考えるようになりました。
友達、家族、恋人、同僚、これから出会う人、一生出会うことのない人のために何ができるのか、そんなことを考えて今日できることを今日からしたいと思います。 -
日々を大切に生きる事の大切さが学べる本でした。
小説仕立てで飽きる事なく読み進められました。
高校生の男女が主役のストーリー
突如現れた同い年の女の子から教えられる数々の人生のヒント
そしてその女の子が色々と教えてくれる理由とは、、?
感動の最後でした。
1番印象に残っているのは、
「お金を儲ける、ということは〈ありがとう〉を集めること」
という言葉です。
毎日何かモヤモヤしている人
目標が明確になっていない人
自己肯定感を感じられない人
は是非読んでみるといいかもしれません!
星5つ! -
「1日を精一杯生き抜く」言葉では理解しているも、実践するのは難しい。
本書を読み、改めて「一日一生」を心に刻んだ。 -
この本と会えたから・・・と言える人生にしたい
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円はありがとうの数
自分が太陽で相手を眩しくさせる存在に
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設定や会話がいつもに増してとってつけたような感じがしたので、あまり期待しないでおこうと読み始めました。が…教示の内容は他の作品に比べ更に素晴らしかったです。
☆自分のやりたい事、やる事を見つけ実行するために、2枚のリストを作る。
1枚目ライフリスト〜TAKEのリスト
自分が行ってみたいところとか、できるようになりたいこと、将来やってみたいことや達成したいこと、何でもいいからどんどん書く。はっきりしたものじゃなくてもちょっと興味があるとかこうなるといいなみたいなものでよい。できそうとかできそうじゃないとかを考えてはダメ。
2枚目のライフリスト〜GIVEのリスト
それを実現するための具体的行動のリスト。そこに書いてある内容を実行すれば夢がかなう。人にやってあげたいこと、人に達成させてあげたいことリスト。例えば、ママの負担を少しでも軽くしてあげたいなど…。その中から今日できることを探して、実現する。
TAKEとGIVEのリストを二つ作る理由は、「私が人から何かをもらうことがあるとしたら、先に私がその人のために何かをした時だけ。」だから?
☆自分と出会う人すべてに、この人と出会って良かったと思ってもらえるような付き合いをしたい。
☆【素直に勝る天才はなし】
助言を素直に聞いてくれる人には、何とか成功させてあげたいと思って、もっと多くの手助けをしたくなる。反対に、努力で成功を手に入れようと意気込む人の中には、成功は自分1人の力で成し遂げるものだと言う感覚の人が多い。
☆円はありがとうと読む。チーズバーガー1つにとっても、これを作ろうに関わった一人ひとりにありがとうと言うことはできない。(牛を見つけつかまえたり、小麦を1から作ったり…)だから、一番最後に届けてくれる人にまとめてお金を払った。何もかもお金の動きは全てこれ。すると、ものを買うと言う感覚が大きく変わっていく。欲しいものを手に入れるためにお金を払っているのではない。それに携わった人に、ありがとうを届けているのだ。
特に最後の二つはとても心に響きました。生きるパワーがない私にでも、その心得で過ごすととても良さそうです。
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明日が来る保証なんてないことはわかっていたつもりだけど、それを踏まえて今日を一生懸命に生きられていたかと言われたら、できてないとしか言えない。
この本の中のハルカちゃんみたいに、その日を懸命に生きていられる人は少ないと思う。
人生で約束されていることは1つしかないのだから、やりたいことは全部やって、私も成功する人生を送りたい!
胸が熱くなって今日からの行動をすぐに変えてくれる、力強い作品です。 -
◆読みやすさ(◎>◯>△):◎
難しい漢字もそこまで無く、スラスラ読めました。
作品のイメージもしやすかった。
◆感想
自己啓発系小説ということで、学びながら感動しました。
前半は学び、後半は感動。といったことろでしょうか!
◆心惹かれた文章3選
①僕はハルカの父親の助言の与え方に感心したわけではなかった。それよりもハルカの素直さに感心した。
→主人公が感じたように、ハルカちゃんの素直さには憧れました。素直すぎて好きになりそうでした。笑
②欲しいものを手に入れるためにお金を払っているのでない。それに携わった人に、『ありがとう』を届けているのだ。
→お金に対して、新しい考え方を教わりました!とても良い表現。
③いろんなことを考えた。考えても仕方のないことばかりだったが、考えずにはいられなかった。
→ハルカが危篤状態の中、主人公の心情を表した部分。
読んでいて心が苦しくなりました。辛い。 -
職業を目的にしようとしている自分に気がついた。
自己啓発本だけど、小説でもあり、
明日が絶対に存在すると思っている自分に気づくことができた。
また読みたい本