水はなんにも知らないよ (ディスカヴァー携書)
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2007年2月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887595286
感想・レビュー・書評
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今流れている某ミネラルウォーターの宣伝が、どうしても気になる。見るたび福島のことを考えてしまう。日本で売られているミネラルウォーターより、日本の水道水の方が安全基準が厳しい。願望をこめた根拠のないイメージに踊らされないように。。
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「水からの伝言」やら、クラスターの小さい水やら、マイナスイオン水やら、世の中の怪しい水ビジネスを、ホントらしく見せかけるニセ科学について、科学的根拠を示して解説した良書。
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「ニセ科学を10倍楽しむ本」の中の一つ「水は字が読める」で参考文献として紹介された本です。もっと詳しく知りたい、読んでみたいなと思っていたんです。そうしたら本当偶然なんですけど、よく行く本屋の古本コーナーの特価品コーナーで見つけたのです。100円ですよ。ラッキーな出会いでした。「本当に読んだの?」というくらいに綺麗な古本でした。「水に”ありがとう”と言うと美しい結晶ができる」「マイナスイオンは健康にいい」聞いたことある。本に書かれて出版されても嘘であることって多いんですね。でも、今でも信じていて、人に話したり、テレビで話題になったり、学校の先生が子供に話したり…。勉強しないと騙されますね。
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あ~~溜飲~~溜飲下がりっぱなし~~~
この手の水商売に!分かりやすい説明をしてくださっています。結果は全部偽物ですよと。
世の中には科学が解らない人がいるのはわかる。社会が解らないのといっしょです。でも、それに付け込んだ詐欺があるのは許されない。ちょっとだけ、考えてみればわかりますもんね。水は流体なんだけどと。塩素はむしろ残ってないと危ないんだよと。みなさんがちょっと考える癖をつけてくれれば…。そういうものなんだで済ませず、どうしてそうなるのと考えてくれれば…この手の水商売は減っていくと思います。
なおこの手の水商売は水商売とは異なります。 -
大元の話を知らないと、なんでこんなものかこうと思ったのかすら判らないだろうね。
世の中には、水に優しくすると綺麗な結晶が出来ると説き、それを信じる人がいるということだ。
その他、水にまつわる、変な話への警鐘。
本としては大して面白もんでもなかった。 -
私は新書を読むことも、科学的な話題を理解することも苦手なのですが、何故かこの本の内容は頭の中にすんなりと入っていきました。筆者である左巻氏のほかの文章を読んだ際にも感じましたが、左巻氏は非常に文章の構成が巧みで、誰にでも分かるようある程度簡略化して科学について説明をしてくれているのだと思います。ニセ科学については、非常に興味深い話だと思いました。ただ少し前の本のため、東日本大震災が起きてしまった後となっては、水道水は安全だと言い切ることができるのかという点だけが疑問です。
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『水は答えを知っている』を皮肉ったタイトル!
やっと出たか、という感じですが、えせ科学のウソを暴いてくれた功績は大きいと思います。
他にも怪しげな水ビジネスにも切り込んでいてくれて、私たちの生活に欠かせない「水」についての基本的知識を与えてくれます。 -
このタイトルで笑った人は読む必要なし
意味がわからない人は読んでおいた方がいい
本当は、このタイトルで怒るような人たちに読ませるべき本なんだけど -
2023年11月読了。
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背ラベル:435.44-サ
そうなんだ、、、知りませんでした。。。
そうなんだ、、、知りませんでした。。。