会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール

  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887595545

感想・レビュー・書評

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  • 実力のあるんならそれなりの見せ方も重要。
    方法と目標を混同しない。
    自由とやりがいをはき違えない。

  • 今読んでも意外なルールがあった。

  • ■ルール
    1.成長する組織にいる限り、個人も成長し続けなければ、居場所がなくなる。
    2.仕事もプライベートも充実すると、きっちり分けるという意識が消える。

  • もっと若いときに読んでいたら、感じるコトも多かったかも知れないけれど、仕事して15年以上たっている私には、まあそうだよなぁ。という程度のルールでした。でも、読みやすかったので、若い人にオススメ。

  • 社内政治劇は苦手だけど積極的に関われ、という…。うぅ。

    p.60 出来の悪い部下ほど、「時間がもっとあればできたんですけど」と言う。だが、そう思っていたなら納期を告げられた時点で言うべき。上司はぎりぎりのスケジュールで命令を出すので、受け取る側は余裕を持ったスケジュールを組むべき。

    p.76 メンターがいるといないとでは、ガイドがいて旅行をするのとガイドなしで旅行をするのとの違い位のインパクトが生まれる。
    どんな点に注目してメンターを見つければよいか?
    ・相手を育てるのが好きな人
    ・人柄が良い
    ・相手を育てた方が自分が楽になるとわかっている人
    ・気が合う人
    ・自分がこんな風になりたいなと思える
    社内で見つけられなかったら社外で見つける。

    p.101 群れたがらない人の本当の理由は「他社に自分を評価されることに対して恐れがある」

    p.211 「女なんてホントはいなくていいんだよね」というようなオヤジ価値観が主流の企業はまだまだたくさんあるわけです。私はこれを「男の甘え」と呼びたいと思います。同質社会の中でしか生きられないという脆弱さですね。こういう人たちは、新しい文化や価値観に触れるのを恐れるわけです。なぜなら自分が理解できないから。


    -----


    一般的なルール1: 出世のために仕事をするべきではない。やりがいが重要である。
    リアル・ルール1: 組織で働く以上、出世をしなければやりがいも生まれない。

    一般的なルール2: まじめで有能であれば、周りから認められ、評価される。
    リアル・ルール2: 自分が有能だと思っている人が、はたから見て有能だとは限らない。

    一般的なルール3: 社内政治は本来あってはならないもの、関わるべきではない。
    リアル・ルール3: 社内政治は仕事をスムーズに進めるための情報交換のシステムとして活用する。

    一般的なルール4: 仕事は中身が重要であり、お金にこだわるべきではない。
    リアル・ルール4: 働きに見合った報酬を要求しないと、なめられる。

    一般的なルール5: 仕事の場で群れるのは慎むべきだ。
    リアル・ルール5: 企業では、一匹狼よりも、チームワークのとれる人が求められる。

    一般的なルール6: 上司からよくほめられるのは、評価が高い証拠である。
    リアル・ルール6: 上司のほめ言葉は下心ありのリップサービスの可能性が高い。

    一般的なルール7: 本音とタテマエを使い分けてはならない。
    リアル・ルール7: たとえ正論であっても、本音を言って相手を否定してはいけない。

    一般的なルール8: 人を攻撃してはいけない。
    リアル・ルール8: 攻撃されたら反撃する。

    一般的なルール9: 人から嫌われてはいけない、
    リアル・ルール9: 誰からも嫌われないでいることなど、ありえない。

    一般的なルール10: 残業もいとわず、できるだけたくさん仕事をする人のほうが評価される。
    リアル・ルール10: 時間数ではなくて成果(アウトプット)が評価の対象となる。

    一般的なルール11: 上司の機嫌をとるよりも仕事の内容で勝負すべきだ。
    リアル・ルール11: 一見、ごますりに見える行為や習慣も、仕事を協調して効率よく進めるためには必要だ。

    一般的なルール12: 失敗して叱られるようなことがあってはいけない。
    リアル・ルール12: 叱られたときこそ、成長のチャンスとなる。

    一般的なルール13: 仕事とプライベートはきっちり分けるべきだ。
    リアル・ルール13: 仕事もプライベートも充実すると、きっちり分けるという意識が消える。

    一般的なルール14: 産休・育休は、当然の権利として堂々と取得していい。
    リアル・ルール14: 産休・育休の取得を当然の権利と考えない。

    一般的なルール15: ルールはいかなるときも守らなくてはならない。
    リアル・ルール15: ルールにこだわらない。

  • 私が「勝間和代」さんと初めて出会った本。
    久々に読み返しました。

    初めて読んだのは3年前。
    ちょっと衝撃的で、そして感動的な出会いでした。
    久々に読み返してみると、あの時程の驚きはなく、
    少しは私も成長・前進したのかなと実感。

    もともと福沢さんが訳した「Games Mother Never Taught You」
    ビジネス社会の見えざるルールは男性の間では父から息子と
    いうように世代を超えて伝承されていく。
    しかし女性は母からそれを教えてもらえない。
    という意味を込めて名づけられたそうです。

    私ももっと経験や情報をつみ、自分のものとした上で、
    次の世代に伝えていきたいと思います。

  • 感想
    本音と建前。清濁併せて飲み込む。なんて格好つけるわけではない。誰でもやってるし無意識にできるようになる。それを汚いと批判する人もいる。

  • 1.
    仕事において有能であるとは、相手の期待値を超えた仕事をすること。
    常に120~130%のアウトプットを目指す。(150、高すぎてもNG)
    会社と社員はgive&take.この人は有能・貢献してくれる
    と思われれば、優遇してくれる。

    2.
    派閥=悪、ではない。決めつけず、組織におけるコミュニケーションを円滑化するツールとわりきって、活用する。

    3.
    お金は評価のバロメーター。
    適切な給与をもらうこと、そのためには普段から自分の仕事がどれだけの金銭的価値を生んでいるか、常に意識すること。

    4.
    上司の褒め言葉は下心ありのリップサービスの可能性が高い。叱られる方が、評価が高く、期待されている。

    5.
    本音と建前、使い分け、大いに結構!
    会社は自分の正しさをアピールする場ではない。チームワークして利益を生み出す組織であり、1個人の正しさは関係なく組織として利益が出れば良い。

    6.
    (社内の悪意ある人からは、)有能であればこそ、攻撃される。
    攻撃には、冷静に頭脳的に反撃する。

    7.
    生産性にこだわる。
    とにかく短時間労働で、高い成果を上げる。
    また、周囲の目が気になる(和を良しとする日本文化で仕方無い部分も)場合は、デキる人は仕事してるフリも上手い。

    8.
    ワーク・ライフ・ハーモニー!
    仕事もプライベートも充実すると、キッチリ分けるという意識が消える。

  •  良書だと思う。
     自分が大学生か院生の頃にこの本に出会ってたら、たぶん違った人生があったかも。
     息子が就活を始める年になったら(10年以上先だけど)、読ませたい本。

     内容的には自分が経験的に得たものをなぞっただけだったので、個人的な満足度は3点。
     “満足度”でなく“客観的評価”なら5点なのだけど。

  • 出世をすることで成長とやりがいがうまれると説いている。
    権限と責任を得て、ワークライフバランスを手にする。
    言われた仕事をこなすのは普通。相手(上司)の期待以上の成果を出して始めて有能と言える。
    学生時代の体質から速く抜け出さなければならない。
    また自分は自分が思う以上に有能ではないことに気付くべきである。
    社内政治、派閥はうまく利用し情報を得て仕事に生かす。
    リスク=危険。ではなくリターンを得る為に必要とされる金銭的、時間的投資と考える。
    自分の周りではあまり感じられないが、人から攻撃されたら反撃すべきである。
    女性向けに書かれた本であるが参考になる。

著者プロフィール

昭和女子大学グローバルビジネス学部特命教授(キャリア開発論)。早稲田大学政治経済学部在学中に女子学生の作る就職情報誌「私たちの就職手帖」を創刊、初代編集長を務める。卒業後は朝日新聞社記者を経て、2003年より東京家政大学人間文化研究所助教授、2007年より日本女子大学文学部客員教授、2013年より現職。新卒から再就職、起業まで幅広い就業支援に携わり、これまで約1万人に講義や指導を行ってきた。主な著書に『会ってみたくなる履歴書・職歴書の書き方』(成美堂出版)、訳書に『ビジネス・ゲーム』(共訳・知恵の森文庫)などがある。

「2014年 『人気企業内定者に見る 通るエントリーシートの法則 2016年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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