科学との正しい付き合い方 (DIS+COVERサイエンス 2)
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2010年4月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887597938
感想・レビュー・書評
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内容情報
[BOOKデータベースより]
あたりまえを疑うことから、科学との付き合いははじまる。身のまわりにあふれている科学技術の種を拾うだけで、「新しい扉」が開かれ、あなたの毎日は変わることだろう。文系と理系の間に立ち、サイエンスコミュニケーターとして活躍してきた著者が、科学技術とのゆるいかかわり方、楽しみ方について語る。文系目線の、文系のための科学リテラシー本の決定版。
初級編 科学によくある3つの「誤解」(「『科学離れ』が進んでいる」ってホント?;「もともと『科学アレルギー』の人は多い」ってホント?;「科学は、身近ではない」ってホント?)
中級編 科学リテラシーは「疑う心」から(科学リテラシーとは?;知識よりも、思考が重要;科学的なものの考え方とは?;疑う心を阻害するもの)
上級編 科学と付き合うための3つの視点(社会の中に科学技術を見る;見えない科学技術に目を向ける―「見える」科学技術と「見えない」科学技術;理系だけにまかせない―「自調自考」型と「おまかせ」型)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
科学は好きです。大好きです。
しかし、世の中に存在する科学というものは好きになれない。
その中には正しいといわれる科学と似非といわれる科学どちらも含まれる。
作者の立場に共感するところあれども納得できないところも多々あるが、科学というものを大まかに理解するには良い本なのかもしれない。 -
科学者や科学好きではない、一般の人が、科学とどう付き合うか。科学を広めることは素晴らしいことだと思うのだけれど、広めること自体を目的とするんじゃなくて、どうして広めるのか考え続けなくてはいけないな。と気づかせてくれた。
自分が好きだから広める、というところで思考停止せず、「誰を」「どうしたい」のかを意識していくべきだなあと思った。
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天才柳沢教授
疑似科学入門
ご冗談でしょうファインマンさん
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発見(discover) = dis + cover
literacy
こどもに「!」の材料を
優秀な科学者とは、ボーダーラインを大きく取り、疑い続けることが出来る人
〇〇って何?
ファラデーの電磁誘導「生まれたての赤ん坊は何の役にも立たない」
一夫多妻のオスは子育てに参加しない
サイエンスコミュニケーションにおける「欠如モデル」
科学リテラシーの必要な理由
・人生を豊かにするから
・役に立つから
自分の好きなものを広める、自分を尊敬してほしい -
科学批判的論調は新しい。
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科学批判的論調は新しい。
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自分自身は深く帰依しているけれど、宗教化に対する著者のスタンス危惧は大体大丈夫な感じだけどな~反感が多かったようだ
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科学から遠い人が、科学の大切さを受け止めるにはいい本。
子供に「どうして?」と質問攻めにあっている僕にとって、
子供の興味・関心を損なわない対応へのヒントがあった。
これをきっかけに親子で科学に歩み寄れそうです。