- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887598843
作品紹介・あらすじ
1200年の時を超えて、今なお私たちの心に生きる弘法大師の智慧。人生を切りひらく200の金言。
感想・レビュー・書評
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40を過ぎてこういう本を読むのは良いと感じた。
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わかりやすく読みやすいように現代語訳されていた。
原本の空海の言葉は難しいけれど、とても美しい。
諳んじたいほどだ。
生身の空海が感じられるような思いがした。
とても魅力的な人物だと思っていたけれど、この本からは、より一層彼の聡明さを感じた。 -
11/2/11
スミスの本棚
あなたの心が暗闇であれば、巡り合うものはすべて禍となります。
あなたの心が太陽であれば、
出会うものはすべて宝となります。
”人が成長するのは人と出会ったとき” -
空海の言葉を現代風に訳し,200の言葉を紹介した一冊。あえて解説を廃しているんだろうけれど,正直なところ,理解にまで至らない言葉も結構あった。
そもそも今日読んで明日わかるようなお手軽なノウハウの類ではないんだろう。そういう理解で何回か読むタイプの本なのだろう。それにしても空海は奥深いなあ。 -
空海について知る、というよりは空海が残した言葉に触れてみるという程度の本。
とても読みやすくて良いのだが解説もあまりないので多少物足りない。
でも、手に取りやすく読みやすいという点では敷居が低くていいですね。 -
励まされながら学ぶインド哲学。なんだかたまたま日本人としてこの国にいたんじゃないか、と思うくらいのインドっぷり。 不空金剛(アモーガヴァジュラ)の生まれ変わりだって思われるのも、「そりゃそうだ」という気がしてきます。 空海さんの本を読むと、結果的にインド哲学を勉強してるってことになっちゃう。すばらしい。
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心にぐっとくる言葉ばかりです。わかりやすくて、すーっと入ってきます。
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2013年の1冊目ということで、サクっと読めつつそれなりに実のある本をチョイス。
弘法大師空海の著作から彼の思想を示している場所を編者が選び、簡易な現代語に訳してくれています。原文も一緒に書かれているので、そちらを読みつつ現代語訳を見るのが楽しいです。余計な解説がされていないのもGood。「専門家」の意見に邪魔されず、自分なりに空海の言葉に触れられます。
当然ながら座右の銘ともなりそうなものが多いですが、それを一生懸命探しながら読むというより、なにかの折に何度も開いてみて、その時々で自分の心に響くものを選んでみる、というのも面白いと思います。ちなみに今回は200のうち、ちょうど10個の「言葉」が、今の自分に引っかかってきました。また別の機会に読んだら、違うものが心に残ってくるのかもしれません。