新・翻訳出版事情: 著作権の周辺

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  • 日本エディタースクール出版部
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784888882385

作品紹介・あらすじ

本書は、翻訳権エージェントとして数多くの翻訳出版に携わってきた著者が、永年の経験をもとに、事例を引きながら、翻訳出版に伴う権利関係を明快に示し、実務上の注意点・問題点を的確に指摘する。また、中国・韓国・台湾の最近の著作権状況を踏まえて、現在の課題を提示し解決への道を示す。わかりやすい実用書であると同時に、翻訳出版の原点と裾野を見通す好エッセイである。

著者プロフィール

宮田 昇(みやた のぼる)

一九二八年東京に生まれる。元、早川書房編集者。同社を退職後、チャールズ・E・タトル商会で勤務する傍ら、数多くの児童書の執筆・翻訳を手がける。一九六七年に矢野著作権事務所(のちの日本ユニ・エージェンシー)を創業、一九九一年、日本ユニ著作権センターを設立。戦前戦後のわが国の翻訳権、出版権の変遷の歴史を熟知する数少ない一人であり、翻訳著作権に関する著作も多く、斯界の第一人者として知られている。
一九九九年、『翻訳権の戦後史』で第二一回出版学会賞、二〇〇二年には、第二三回著作権功労賞を受賞。
著書に、『東は東、西は西――戦後翻訳出版の変遷』(早川書房、一九六八)、『翻訳出版の実務』(日本エディタースクール出版部、一九八九)、『翻訳権の戦後史』(みすず書房、一九九九)、、『新編戦後翻訳風雲録』(みすず書房、二〇〇七)、『図書館に通う――当世「公立無料貸本屋」事情』(みすず書房、二〇一三)、『小尾俊人の戦後――みすず書房出発の頃』(みすず書房、二〇一六)、『出版の境界に生きる』(太田出版、二〇一七)ほか多数。

「2017年 『昭和の翻訳出版事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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