みんなのミュージアム: 人が集まる博物館・図書館をまちなかにたくさんつくろう (コミュニティ・ブックス)

著者 :
  • 日本地域社会研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784890221820

作品紹介・あらすじ

未来のために、小さな博物館・図書館をつくろう!未来を拓く知は、時空を超えた夢が集まった博物館と図書館から誕生している。アレクサンダー大王、ダーウィン、そして、マルクスという知の巨人を育んだミュージアムの視点から未来のためのプロジェクトを構想した。それは、暮らしと本、そしてふるさとの宝物を縁結びした小さなミュージア、ライブラリー、カフェをまち中につくり、すべての生活者に知と学びをふり注ぐ社会デザインであった。

感想・レビュー・書評

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  • 「ムセイオン」は元々博物館と図書館の両方を内包していた概念だったよね、というところから、いまの(日本の)図書館はこれからの時代に合っていますか? という問題提起、「みんなのミュージアム」の提案、事例紹介。
    誰もがもっと自由に知識に触れられて交流できる環境を作ろうよ、という話かな、と思いながら読み終えた。「知識」が必ずしも公刊された図書・雑誌を指すわけではなく、先人の記憶や土地の文化でもある、のがミソ、かな。たしかにどんどん色々なものが廃れていく一方なので、形式や手法はともかく、保存して伝えていかないと、というのはいつも思う。

  • 人を育てるミュージアム(博物館・図書館)とは何かが分かる本。ソウルにある図書館や国内の実例から、地域も育ち、(事業費が付かなくなっても)持続可能なミュージアムのあり方が見えてくる。

    失業と貧困にあえいでいたソウル冠岳区の、図書館を核とした再生の物語には興味を持った。
    日本でも、学びを核にした創造的産業が、ミュージアム・コミュニティーにゆだねられ、ミュージアムの財産がコミュニティーに活かされるようになることを望む。

  • イギリスのアルバート美術館に行ってみたい

  • ミッドパークライブラリー

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