嫁ぐ猫―公園通りの猫たち、それから

著者 :
  • 文春ネスコ
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784890369171

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  • うさぎさん! 新居 歩いて会社 通えるの? 公園通りの近所? 公園の 首輪猫 あの 白猫 甦ったベティみたいなの あれ 親しいの? パクチーの ♂猫 あいつ どうなったの? 早坂 暁さん 東大医学部 蹴って 日大の演劇学科 進んだ! 偉い! 寅さん 渥美清さんと友達だった! 一緒に旅行もしてた 知ってた? 
     

  • 前作の続きです。
    これは、涙なしでは読めません。

  • “たしかに猫は、『愛の生きもの』だから、愛にまつわる情感のすぐれた役者だけれど、そんなに性に偏ってはいないのだ。気持ちのいい場所を見つけて眠るというのも、愛の行為だと私は考えているから、そんな意味で猫を『もっとも愛にだけ生きる生きもの』として眺めている。”<br>
    前作から馴染んだ猫たち、とりわけ冒頭で いきなり、アマテラスが、神宮の森に向かうところでは、しーんとした畏敬の念を持った。

  • 公園通りの猫センセイ・早坂暁、渾身の書き下ろし。講談社エッセイ賞受賞の前作を凌ぐ、自由な猫と人間の愛情物語。読めば必ず泣けます。

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著者プロフィール

早坂 暁(はやさか・あきら)
1929年、愛媛県松山市生まれ。作家。本名、富田祥資。日本大学芸術学部演劇科卒業後、新聞社編集長、いけばな評論家として活躍しながらテレビシナリオを書き始める。以後、小説、映画シナリオ、戯曲、舞台演出、ドキュメンタリー製作を手がける。
代表作に、「夢千代日記」「花へんろ」「天下御免」「天国の駅」「ダウンタウン・ヒーローズ」「華日記」「公園通りの猫たち」などがある。新田次郎文学賞、講談社エッセイ賞、放送文化基金賞、芸術選奨文部大臣賞、紫綬褒章、芸術祭大賞、モンテカルロ国際テレビ祭脚本賞、放送文化賞ほか受賞多数。2017年12月16日没。

「2019年 『この世の景色』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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